■カーリング 日本選手権 男子決勝 SC軽井沢クラブ 7ー5 ロコ・ソラーレ(9日、横浜市)
カーリングの日本選手権最終日。男子決勝が行われ、前回大会準優勝のSC軽井沢クラブがロコ・ソラーレを7-5で下し、2年ぶり3度目の優勝を成し遂げた。勝利が決まった瞬間、山口剛史(40)は絶叫し、チーム全員が涙を浮かべた。SC軽井沢クラブは9月に行われるミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック™代表候補決定戦でコンサドーレと戦う。
優勝チームが、五輪代表候補決定戦に進むことができる決勝戦。準決勝で前回大会覇者のコンサドーレに劇的な逆転勝ちを収め初の決勝進出を果たしたロコ・ソラーレと、2年ぶり3度目の戴冠を目指すSC軽井沢クラブの一戦。
両チーム点を取り合い、2-2で迎えた第4エンド(E)、ロコ・ソラーレは、スキップ・前田拓海(22)のラストショットが決まり2点を奪い、4-2とリードする。第5エンドではSC軽井沢、山口の5投目でNo.1、2を取る。直後のロコ・ソラーレ・中原亜星(22)は、ダブルテイクアウトを決め2つストーンを弾き出す。磨き上げた技術がぶつかり、互いに一歩も譲らない攻防が続いた。
ロコ・ソラーレの2点リードで迎えた第7E、SC軽井沢・栁澤李空(23)のラストショットがハウスに入り2点を獲得、5-5の同点追いつく。第8Eはブランクエンド、そして第9Eは、先攻のSC軽井沢がスチールに成功し1点を獲得、6-5とこの試合初めてリードを奪う。最終第10Eも大接戦となり、最後はメジャー計測で決着、SC軽井沢が1点を取り7-5でロコ・ソラーレに勝利した。
優勝したSC軽井沢クラブは、26年ミラノ・コルティナ五輪の国別出場枠を争う世界選手権代表となり、9月には五輪代表候補決定戦(稚内)でコンサドーレと対戦する。
【日本代表候補チーム選考条件】
1:2024年日本選手権優勝チーム
※SC軽井沢クラブ(女子)コンサドーレ(男子)
2:2024年世界選手権出場チーム
※SC軽井沢クラブ(女子)コンサドーレ(男子)
3:2025年日本選手権優勝チーム
※SC軽井沢クラブ(男子)
4:2025年世界選手権出場チーム
5:2025年日本選手権大会直前(決勝戦開催日の3日前時点)の世界チームランキング最上位、かつ2024年または2025年の日本選手権のいずれかで3位以内
※ロコ・ソラーレ(女子)コンサドーレ(男子)
【ミラノ・コルティナ五輪出場条件】
2024年、2025年の世界選手権大会で獲得したポイントの最上位7チームとオリンピック最終予選最上位2チーム。開催国のイタリアを含む計10チーム
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