
バレーボール女子日本代表で、2025年度から指揮を執るフェルハト・アクバシュ新監督(39)が20日に来日。羽田空港で取材に応じた。
女子日本代表コーチの経験もあるアクバシュ氏は、2018年以来の来日に。母国トルコ・イスタンブールからの長旅となったが「全く疲れていません。シーズンの始めなのでフレッシュです」と笑顔を見せつつ「日本代表の監督を務めることは名誉に感じている。偉大な結果を残せるように頑張りたい」と英語で意気込み、「一緒にやろう!」と日本語で報道陣に呼びかけた。
10日には今年度の女子日本代表登録選手が発表され、パリオリンピック™代表の石川真佑(24)をはじめ、今年の春高バレーで優勝し、MVPに輝いた秋本美空(18)などが選出されている。
現在の状況を知るためにたくさんの映像を見たと話したアクバシュ新監督。「かなりのデータを分析してからリストを作成した。この夏、重要な時間を過ごすために、まずは全員の選手をみてみたい」と選考過程を説明しつつ、選手には期待を寄せた。
さらに今年は「出来るだけ強い根をつくる」とし、代表をA~Cの3つのグループに分ける考えも説明。Aチームは海外遠征などに参加するチーム、Bチームは東京に残って練習をするチーム、Cチームは”保険のチーム”とし、各所属チームなどでトレーニングを続けAやBでコンディション不良の選手が出た場合に交代するとのこと。
「今年はネーションズリーグ(6月)、世界選手権(8月)といった大会がある中でいろいろな選手を試していく。その上でいい結果も出したいが、4年後のロス五輪に向けたはじまりの年でもあるので慎重に考えていく」と今シーズンの方向性も示した。
女子日本代表では初の外国人監督となるアクバシュ氏。どのようなチームを作っていくのか期待が寄せられる。
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