
バレーボールの世界トップ18チームが集う『ネーションズリーグ』男子予選の日本ラウンド最終戦で日本(世界ランク5位)はアメリカ(同6位)にストレート勝利で決勝ラウンド進出を決めた。この試合の解説を務めた元日本代表で日本バレーボール協会会長の川合俊一さん(62)に試合の振り返りと先に決勝ラウンド進出を決めた女子日本代表(24日、トルコ戦)の見どころを聞いた。※世界ランキングは日本戦終了時点
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程
新夕悦男TBSアナウンサー:
さあ川合さん、予選ラウンドの最終戦に決勝ラウンド進出が懸かる一番になりましたけども完勝でしたね。
川合さん:
もうよかったですね。ちょっと3セット目がね、2セット取ったら決まるっていうので決まっちゃったんでね、3セット目どうなるかなと思ったら、やっぱり中盤までね、競りましたけど、最後は力がありましたね。
新夕アナ:
川合さんから見て、今の日本の強さの秘訣ってどういうところだと思いますか?
川合さん:
まずスターティングメンバーがちゃんとしっかりしてるというところと、もう一つは少しね、疲れた選手がいて、変わった選手も、もう劣ってないっすよね。誰が出てもみんな、力があるので、そういったところはやっぱ強さの秘訣だと思いますよね。
新夕アナ:
さあ、これでまた決勝ラウンド進出ということで、3年連続のメダル獲得を目指してという舞台にまず立ちます。
川合さん:
今日の試合を観たら、相当疲れてたんですよ選手が。少し休んでもらってね、また心機一転でね、初心に戻って初戦から頑張ってほしいと思います。
新夕アナ:
次はもう負ければ終わりのノックアウト方式、トーナメント戦になりますからね。
川合さん:
はい。ですからね、やっぱり出だしが大事だと思うんですよね。1セット目の最初の方。ちょっとね、今回見ててわかるように、スロースターターだったんで、やっぱりね1セット目から取っていくっていうそういう試合をしないといけないと思います。
新夕アナ:
その中で決勝ラウンド、キーになってくる選手はどの選手だと思いますか。
川合さん:
どうしてもね、髙橋藍とか石川祐希くんとかこの辺がマークされるんで、あのサーブも狙われるんで、そうなったときのオポジットのね宮浦健人くん。宮浦くんがどれだけ決めることができるか、これが今の日本の一番大事な一つのポイントだと思いますんで、宮浦くんにちょっと注目したいと思いますね。
新夕アナ:
あとは今日試合中にも話してましたけど、佐藤駿一郎選手。
川合さん:
佐藤選手のブロックとか、あと途中でクイックとかね。新しい戦力が出てきたというのがやっぱりね心強いですよね。
新夕アナ:
川合さんもホクホク顔ですね。
川合さん:
ですね。いや、こんなアメリカに3-0で勝つ時代が来たんだなという嬉しいですね。
新夕アナ:
そして決勝ラウンドというと女子も決勝ラウンド進出が決まっています。こちらのポイントは
川合さん:
女子の場合はですね、どちらかというとね、男子は守備力と攻撃力ってありますが、女子はもう守備は本当にしっかりしないと、男子以上にしっかりしないと勝つのはやっぱ難しいので、サーブレシーブしっかりして。今のチームサーブがいいんですよ。サーブで崩して、相手に打ちにくいスパイクを打たせて、守備をしてカウンターアタックということなんでやっぱサーブが一番の武器していくぐらいのつもりでやんないと、女子が上がってくるのは相当厳しいと思うんで、その辺のサーブ期待したいです。
新夕アナ:
世界バレーがある前の決勝ラウンドということで、男女ともにメダルを期待して。
川合さん:
VNL(ネーションズリーグ)でメダル取ってその勢いで世界バレー、これも何とかメダル取って欲しいと思います。
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