
■MLB カージナルス3ー2カブス(日本時間11日、ブッシュ・スタジアム)
カブスの今永昇太(31)が敵地でのカージナルス戦に今季17度目の登板、6回2/3、92球を投げて、被安打4(1本塁打)、奪三振9、四死球0、失点3(自責点3)。3回にホームランで2点を失ったが、16人連続で1球目がストライク、ホームラン以降は14人をパーフェクトに抑える好投。しかし、7回2死から連打を浴びて失点、今季5敗目(8勝)を喫した。
前回6日はのレッズ戦は7回1失点も味方の援護がなく勝敗はつかなかった。今季、復帰戦となった6月27日に対戦し、勝利投手となったカージナルスと対戦。通算も3試合で2勝と相性も良い。
悪天候のため、試合開始が約50分遅れたが、今永は落ち着いて1回、1番・M.ウィン(23)をストレートでキャッチャーファウルフライ、2番・I.ヘレーラ(24)はスイーパーでファーストフライとフライボーラーの今永らしくアウトを重ねて3者凡退に抑えた。
2回、4番・A.バールソン(26)をカウント0ー2からスイーパーで空振り三振、続く5番・J.ウォーカー(23)をスプリットで空振り三振、そして、6番・N.ゴーマン(25)は高めのストレートで見逃し三振と3者連続三振。
ここまで好投の今永は3回、先頭打者の7番・T.サジェンシー(23)もスプリットをレフト前に運ばれて出塁を許すと、8番・P.パヘス(26)にも低めのスプリットが落ち切らずに左中間スタンドへ運ばれて8号先制ツーランを浴びた。
カブスは4回、1死から5番・P.クロウ=アームストロング(23)がライト前ヒットで出塁、今季30盗塁目を成功させて2塁に進んだ。しかし、セカンドへの牽制球でタッチアウトと攻撃のリズムに乗れない。
今永はその裏、先頭の3番・W.コントレラス(33)を高めのストレートで空振り三振、続く5番・バールソンも低めのストレートで2打席連続の空振り三振と3者凡退に抑えて、味方の援護を待った。
カブスは5回、1死からエラーで走者が出塁すると、9番。M.ショウ(23)が9号同点ツーランで今永を援護。その裏、3者凡退に抑えると、6回、カージナルス打線が3巡目に入ると1死から1番・ウィンはスイーパーで空振り三振、2番・ヘレーラはスプリットでボテボテの内野ゴロとホームランを浴びてからは12人連続でパーフェクトに抑えて立て直した。
7回、先頭の3番・コントレラスをこの試合最速の93マイル(150キロ)のストレートで見逃し三振、今季最多となる9奪三振、簡単に2死を奪ったが、5番・ウォーカーにこの試合初めて投げたカーブをセンター前へ、その後、盗塁を許し、2死二塁で6番・ゴーマンにライト前へタイムリー、今永は2死から勝ち越し点を奪われた。ここでカブスベンチは今永を降板させた。
今永は6回2/3、92球を投げて、被安打4(1本塁打)、奪三振9、四死球0、失点3(自責点3)、4試合連続無四球と安定感を見せた。
カブスは8回、2死から2番・鈴木誠也(30)が四球で出塁すると、3番・K.タッカー(28)もヒットで続き、2死一、三塁のチャンスを作った。この場面で今永を好リードしてきた4番・キャッチャーのC.ケリー(31)はショートゴロと得点を奪えなかった。9回にも2死一、二塁のチャンスを作ったが同点ツーランを放っている9番・ショウがセカンドゴロに倒れて、カブスは好投の今永を助けられず、2カード連続で負け越しとなってしまった。
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