
■MLB ドジャース 3ー5 カージナルス(日本時間7日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(31)が本拠地でのカージナルス戦で“1番・投手兼DH”で出場し、今季最長の4回(54球)を投げ、2安打1失点、8奪三振(四死球0)の好投をみせた。
さらに1点を追う3回の第2打席ではセンター左へ特大の39号2ランを放ち、メジャー通算1000安打を達成。チームは終盤に逆転を許し敗れたが、大谷は二刀流として本領発揮。
試合後、取材に応じた大谷は、通算1000安打となる39号とピッチングを振り返り「ホームランの打席も良かったと思いますし、バントヒットで(先制点を)取られましたけど、とっさの判断というか、もう少し際どいところに投げるべきだったのかな」と反省点も。
登板試合でのバッティングの準備については「打席とピッチングというのは別々で考えているので。きっちりすみ分けて、切り替えながらいきたい」と口にし、今季二刀流で出場した試合では“今日がベスト?”と聞かれると「4イニングしっかり投げ切れたというのが一番いいこと。次回以降、またイニングを伸ばせて行けたらいいかな。そういう意味ではピッチングの方で特に大きい前進があった日かなとは思っています」と手ごたえを感じたようだ。
前回(7月31日)は右臀部のけいれんで緊急降板。対策については「登板間のトレーニングのスケジュールをもう一度見直したいかなとは思っているので、来週以降、ちょっと球数も増えると思うので、トレーナーと相談しながら」と話した。
7月22日のツインズ戦から3戦連続で捕手はW.スミス(30)。「配球は自分の感覚を重視するのか、決められた作戦なのか?」の質問に「全体的に自分からウィル(スミス)に出してましたけど、ウィルから来ることももちろんありましたし。全体的に意見交換する中で、意思疎通というか、向こうから来るのも自分が投げたいなと思った球種が多かったですし、2人の考えが一致していたかな」とコンビネーションも良好のようだ。
また、この日は日本から岩手県の野球少年たちが観戦に。故郷の子どもたちの目の前で“二刀流”の活躍をみせた大谷は「僕はアメリカに来て試合を見たことがないので、そういう年代の子供たちが試合を見れるということが大きいんじゃないかなと思う。自分自身がそういう経験をもしできてたら、もっともっと日々の過ごし方というか野球の取り組み方も変わってるのかなって思うので。いい経験を自分の糧にしてほしい」と未来の球児たちへエールを送った。
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