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「好意抱き助けたい」金を貸した理由 ライブ配信中女性刺殺 2人の間に金銭トラブル 250万円超を貸したか 自宅からは振り込み明細書も十数枚押収

国内
2025-03-13 17:35

動画のライブ配信中に女性が殺害された事件。女性に金を貸した理由について男が、「好意を抱き、助けたいと思っていた」と主張していたことがわかりました。


けさ、殺人の疑いで送検された高野健一容疑者(42)。おととい、東京・新宿区高田馬場の路上で、ライブ配信中だった佐藤愛里さん(22)をナイフで刺し、殺害した疑いがもたれています。


動機については…。


高野容疑者
「(佐藤さんに)200万円を超える金を貸しているが、返してもらえない状態が続いた」


金銭トラブルで裁判沙汰になっていた2人。裁判記録などによりますと、知り合ったきっかけは2021年12月ごろ、佐藤さんが「最上あい」という名前で行っていたライブ配信です。


2人はそこで連絡先を交換。翌年の8月、高野容疑者は佐藤さんが当時働いていた山形県内の飲食店を訪れ、その後、お金に関するやりとりが始まったといいます。


佐藤さん
「ちょっとまじでお願いしていい?」


高野容疑者
「なんじゃい?」


佐藤さん
「申し訳ないんだけどさ、昨日日雇いバイト行った先に財布忘れちゃってまじ手持ちない状態だから、ちょいお金貸してほしいんよね。明日か明後日取りいくときに返すから」


~中略~


佐藤さん
「おろせた!ありがとう!」


高野容疑者
「よかった!あいりの役に立ててよかった」


佐藤さん
「やまがたきてよ」


高野容疑者
「もちろん行くよ」


高野容疑者は裁判で、総額250万円以上を貸したと主張しています。


高野容疑者(裁判記録より)
「佐藤さんに好意を抱いていて、困っているのであれば助けたいと思っていた」 


また、取り調べでは…。


高野容疑者(取り調べに対し)
「消費者金融から借金をした。借金を返済しない被害者が配信をして稼いでいくことに、やりきれない気持ちになった」


警視庁はけさ、高野容疑者の自宅を家宅捜索。金融機関への振り込みの明細書を十数枚押収していて、高野容疑者が佐藤さんに振り込んだとされる明細書もあるということです。


また、高野容疑者は事件当日、午前7時45分ごろに栃木県にある自宅最寄りの小山駅から電車に乗り、およそ2時間後に高田馬場駅に到着していたことも捜査関係者への取材で分かりました。


この時間は、佐藤さんが徒歩で山手線を1周するというライブ配信を行っていました。


高野容疑者(取り調べに対し)
「(佐藤さんが)『高田馬場駅に着いた』という配信をしたのを見て、あたりをつけて探した」


高野容疑者は殺意を否認していますが、警視庁は事件の全容解明を進めています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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