仕事のストレスが原因で精神障害を発症して労災認定された数が昨年度、初めて1000件を超えて過去最多となりました。
きょう公表された「過労死白書」によりますと、仕事のストレスでうつ病などの精神障害を発症し労災認定された件数は、昨年度、1055件となり、過去最多となりました。
昨年度の労災請求の件数も過去最多の3780件になっていて、2010年度と比べるとおよそ3倍に増えています。精神障害の要因としては「対人関係」が最も多く、そのうち「上司とのトラブル」が6割以上を占めています。
労災認定の数が増える中、高市総理から労働時間規制の緩和の検討の指示があったことについて、上野厚生労働大臣は「働き方の実態やニーズを精査しつつ検討していきたい」などと述べました。
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