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Amazon、2025年に取り組んだ“配送拡大”主な動向 全国6ヶ所にデリバリーステーション開設も【一覧】

国内
2025-12-23 14:17
Amazon、2025年に取り組んだ“配送拡大”主な動向 全国6ヶ所にデリバリーステーション開設も【一覧】
Amazon、2025年の主な動向
 Amazonは23日、物流拠点であるフルフィルメントセンター(以下、FC)と配送拠点であるデリバリーステーション(以下、DS)のインフラ強化や、お客様の利便性向上につながる迅速な配送の拡大に取り組んでいることを報告。詳細を発表した。

【画像】物流拠点を見学できる「Amazon Tours」

■2025年の拠点やサービス拡大の主な内容
●物流/配送拠点の強化
・西日本エリアでAmazon最大の物流拠点となる「名古屋みなとフルフィルメントセンター」の稼働を開始

・日本全国6ヶ所にデリバリーステーション(配送拠点)を新たに開設、配送ネットワークを強化

・当日配送専用の新しい拠点を全国16ヶ所で展開し、数万点の商品を最短6時間(※1)で配送するエリア限定の「エクスプレスマート」を実現

・午後11時59分までの注文を翌日に届ける配送オプションを全国に順次拡大

・日本で2回目となる「ドライバーさんにありがとうキャンペーン」を実施

・多様な働き方をサポートする搾乳室などのインクルーシブスペースを配送拠点にて随時導入

・物流拠点を見学できるAmazon Toursを日本で初ローンチ、開始2ヶ月で1000人のゲスト数を達成

●商品を受け取る多様な選択肢の提供と配送プログラムの拡大
・「Amazon Key」の導入を47都道府県の3万棟以上のオートロック付きマンションに拡大

・Amazon Flexドライバー数は47都道府県で数万人、デリバリーサービスパートナー(DSP)の数は全国120社以上に

・「Amazon Hubデリバリー」プログラムを全国40都道府県に拡大

●名古屋市に西日本エリア最大のAmazon物流拠点を開設
2025年8月、愛知県名古屋市に西日本エリアで最大の物流拠点「Amazon名古屋みなとフルフィルメントセンター」を開設した。このFCでは、より持続可能な施設運営のためにカーボンフリーエネルギーの活用を積極的に進めており、建屋や壁面などに太陽光発電設備を設置している。壁面太陽光発電は、Amazonの物流拠点の中でも名古屋みなとFCが初となる取り組みとなる。

 また、日本最大規模の地中熱空調システムも導入しているほか、低炭素型コンクリート素材を建物基礎やオフィス部分へ採用している。雨水も活用し、貯留槽に貯めた雨水の植物への散水や、トイレの排水などにも利用している。

 そのほかにも、FCで働く人々の業務をサポートするため、商品の荷下ろしをサポートする「デパレタイザー」や、ロボットが商品棚を持ち上げて移動する「Amazon Robotics(アマゾン・ロボティクス)」などの先端技術も導入。多様なニーズに対応するために、搾乳室や礼拝室、カフェテリア、バリアフリー対応トイレなども備えている。

●日本全国6ヶ所にデリバリーステーションを新たに開設、配送ネットワークを強化
今年、岡山南(岡山県)、千葉柏(千葉県)、福岡北九州(福岡県)、北海道北広島(北海道)、東京江東(東京都)、石川野々市(石川県)に新たに6つのDSを開設した。石川県では初の開設となる。Amazonは全国に65拠点以上のDSを設けている。

●当日配送専用拠点を新設
FCとDSの両方の機能を兼ね備えた当日配送専用拠点を16ヶ所開設し、入荷から出荷までのオペレーションを簡略化することで、より多くのお客様に最大で数万点の商品の当日配送を可能にした。このうち一部の拠点から配送する商品の一例として、毎日の生活に必要な食品・飲料・日用品などの幅広いカテゴリーから、数万点の商品を最短6時間(※1)で配送するエリア限定の「エクスプレスマート」がある。対象エリアを配送先に登録している地域の利用者は、日用品の買い物を今まで以上に便利に、迅速に行うことができるようになった。また、午後11時59分までの注文を翌日に届ける配送オプションを今年中に全国に順次拡大し、スピード配送もより多くの地域で利用できるようになった。
※1/注文の集中・交通事情・天候などのやむを得ない事情により、発送やお届けが遅延する場合がある。また、注文の集中により、その日の「エクスプレスマート」での注文受付を終了する場合がある。

●配送パートナーに感謝を伝える「ドライバーさんにありがとうキャンペーン」を実施
2025年11月24日から、全国の配送パートナーに感謝を伝える「ドライバーさんにありがとうキャンペーン」を開始した。対象の配送パートナーに対し、利用者からの「ありがとう」に応じて1回あたり500円が支払われる(利用者の負担なし)。キャンペーンは12月31日まで、もしくはお客様から送られた「ありがとう」の数が合計50万回に達するまで行われる。(※2)

※2/利用者の直近1回(過去14日以内のみ)の配達を担当したAmazon Flexデリバリーパートナー、ならびにAmazonが配送を委託するデリバリーサービスパートナー、Amazon Hubデリバリーパートナーが対象となる。

●働く人々のさまざまなニーズに対応する設備を全国規模で拡大
Amazonは、全国のDSにおいて、働く人が安心して働ける環境づくりの一環として、搾乳室や礼拝室などのインクルーシブスペースの導入を2025年より開始した。岡山南DSをはじめ、一人ひとりの多様なニーズに対応することで、より働きやすい職場環境の整備を進めている。この取り組みにより、働く人の安全性・快適性を確保しつつ、全国規模で効率的かつ安心な物流サービスの提供を支えている。

●物流拠点を見学できるAmazon Tours
Amazonは2025年、千葉みなとFCにて日本初の「Amazon Tours」を開始し、開始2ヶ月足らずで1000人のゲストを迎えた。本プログラムでは、利用者が物流拠点を見学し、Amazon Roboticsなどの最新技術、効率的な在庫管理、従業員の安全で働きやすい環境、地域社会への取り組みについて学ぶことができる。参加者は約60~90分かけて施設を巡り、FCの内部を体験しながら、全国のお客様への迅速な配送を支えるAmazonの物流を理解することができる。対象は6歳以上で、18歳未満は保護者同伴が必要。

●商品を受け取る多様な選択肢の提供と配送プログラムの拡大
Amazonでは、さまざまな商品の受け取り方法を提供している。自宅外受け取りでは、AmazonロッカーやAmazonが連携する企業の店頭カウンターを利用すると、自宅以外の好きな場所で、都合のよいときに商品を受け取ることができる。自宅外受け取り全体としては、日本全国で約4万ヶ所、Amazonロッカーは現在全国47都道府県に4500台以上ある。

オートロック付きマンションでの商品の受け取りを便利にする「Amazon Key」の導入も、今年6月に全国47都道府県への設置が完了し、3万棟を超えた。Amazon Keyは、マンションのオーナー様または管理会社様からあらかじめ許可をもらい、専用の機器をマンションに設置すると、Amazonから委託された配送業者や配送ドライバーが、配達する商品を持っている時だけ、配送アプリからマンションのオートロックを解除できる仕組みで、2021年3月に日本でサービスを開始した。Amazon Keyの導入により、利用者は不在でも玄関等への置き配を活用できる。

自身のライフスタイルに合わせて、稼働する時間を自由に選べるAmazon Flexは、今年47都道府県に拡大し、商品を配達する数万人のデリバリーパートナーが活躍している。中小企業を中心としたさまざまな規模の配送業者がAmazonから配送を受託するデリバリーサービスパートナー(DSP)は、今年全国で120社以上に増加した。さらに、地域の中小企業が、本業の空き時間を活用し、副業としてAmazonの商品をご近所に配達するプログラム「Amazon Hubデリバリー」も、今年全国40都道府県に拡大した。

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