
外務省は来年度の予算について、同志国に防衛装備品を供与するための予算を前年度から100億円増やし、過去最大となる181億円を計上すると発表しました。
茂木外務大臣は、2026年度の外務省予算をめぐり片山財務大臣と折衝を行った結果、同志国軍に防衛装備品などを無償で供与する枠組み「OSA=政府安全保障能力強化支援」について、30億円追加することが決まったと明らかにしました。前年度と比べると100億円の増額となり、過去最大となる181億円が計上されるということです。
また、▼ODA=政府開発援助に関して26億円、▼情報戦や文化外交の強化について15億円の追加予算も認められました。
2026年度全体の当初予算は過去最大の8100億円を超える見通しということで、茂木外務大臣は「厳しい国際情勢の中で山積する外交課題に対応すべく、これらの予算を活用して、力強く視野の広い外交を展開したい」と強調しました。
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