保険適用を維持したうえで患者に追加負担を求める方向で検討されている「OTC類似薬」について、対象となる医薬品が分かりました。解熱鎮痛剤のロキソニンなどが対象だということです。
医師の処方箋が必要な「OTC類似薬」は、市販薬と成分などがほとんど同じで、保険適用の対象であることから1割から3割の自己負担で済みます。
現役世代の保険料負担の軽減策として自民党と日本維新の会は、保険適用を維持したうえで、患者に追加で負担を求めることで合意しています。
関係者によりますと、対象となる医薬品はロキソニンのほか、保湿剤のヒルドイドゲル、抗アレルギー薬のアレグラなどで、薬剤費の25%が料金に上乗せされます。
政府は子どもや慢性疾患の患者などに配慮したうえで、来年度から実施する方針です。
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