国会議員が相次いで台湾を訪問です。
中国反発 日本の議員が台湾訪問
24日午前9時ごろ、羽田空港に姿を見せた河野太郎元外務大臣ら。向かった先は、「台湾」です。
高市総理の台湾有事への発言で関係が悪化している日本と中国。
自民党の萩生田幹事長代行は22日、台北で頼清徳総統と会談しました。
自民党 萩生田光一幹事長代行(22日)
「台湾は日本にとって基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人です」
これに中国が反発。中国外務省報道官は、台湾を「中国のひとつの省だ」と主張したうえで、この台湾訪問について…
中国外務省 林剣報道官(22日)
「『1つの中国』の原則に違反するものです。中国は断固反対し、すでに日本側に厳正な申し入れを行った」
「日本側が深く反省し、過ちを正し、高市総理の誤った発言を撤回し、中国の内政に介入しないよう改めて促す」
台湾外交部によると、年末年始にかけ、のべ30人の(日本の)国会議員が台湾を訪問する見込みです。日中関係が悪化するなかでの台湾訪問に23日、茂木外務大臣は…
茂木敏充 外務大臣(23日)
「日台の関係は非政府間の実務関係として維持していく。これが政府の一貫した立場だ」
「議員であったり政党の活動について、政府としてどうあるべきであるというコメントは差し控えたい」
「従来通り」台湾行き 中国側に伝わるか
井上貴博キャスター:
中国人観光客が減ったことでダメージを受けた方もいます。一方、オーバーツーリズムが一段落して安心している方もいます。
そんな中、日本の国会議員の台湾訪問について、TBSスペシャルコメンテーターの星浩さんは「この時期に台湾へ国会議員が行くのは例年通り。誤解を招かないためにも従来通りの姿勢を貫いたのではないか」と言います。
出水麻衣キャスター:
「従来通り」というメッセージが中国側に伝わっているかどうか気になるところです。
井上キャスター:
「従来通り」行っても、行かなくてもメッセージになる。難しいところがありますね。
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
・【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【後編】「どちらからホテルに誘うことが多かった?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)
・「あんな微罪で死ぬことはないだろう…」逮捕直前にホテルで命を絶った新井将敬 衆院議員「この場に帰って来れないかもしれないけども、最後の言葉に嘘はありませんから」【平成事件史の舞台裏(28)】
