架空の業務委託費を計上して法人税などおよそ1億5700万円を脱税したとして、東京地検特捜部は宮崎麗果の名前で活動するインフルエンサーを在宅起訴しました。

法人税法違反などの罪で在宅起訴されたのは、宮崎麗果の名前で活動するインフルエンサーで、東京・渋谷区で広告代理店「Solarie」を営む社長、黒木麗香被告（37）です。

黒木被告は架空の業務委託費を計上するなどして、2024年までの3年間に法人税と消費税あわせておよそ1億5700万円を脱税した罪に問われています。

関係者によりますと、黒木被告は取引先にSNSの運用業務を行ったと虚偽の領収書を作成させていたということです。

脱税で得た金は事業資金などにあてたとみられていて、黒木被告は会社のHPで「必要な修正申告および納税に速やかに対応して参ります」とコメントしています。

東京地検はまた、黒木被告の依頼で虚偽の領収書の作成に関わり脱税を幇助したとして、会社役員の男2人も在宅起訴しました。

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