E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > “未来の巨匠”の学び舎で“アートの世界”に浸る…GWも無料で楽しめる「大学博物館」【THE TIME,】 

“未来の巨匠”の学び舎で“アートの世界”に浸る…GWも無料で楽しめる「大学博物館」【THE TIME,】 

国内
2026-04-30 19:00

ゴールデンウィークに入場無料で楽しめる「大学博物館」。後編は“個性的な美術作品”や“世界の名作椅子コレクション”などアートの世界にどっぷり浸れる施設です。


【写真を見る】“未来の巨匠”の学び舎で“アートの世界”に浸る…GWも無料で楽しめる「大学博物館」【THE TIME,】 


未来の巨匠!?“ピンク重機”や“流木の顔”

大学博物館を15年以上取材してきた大坪さんのGWのオススメは、東京・小平市にある『武蔵野美術大学』の美術館。


大学博物館ライター・大坪 覚さん:
「いろんなジャンルがあって、ありとあらゆる物がある」


大学に一歩足を踏み入れると、大きなキャンバスに絵を描く人。さらにー


THE TIME,マーケティング部 佐藤あゆみ部員:
「なんだろうアレ?ピンク色でカワイイけど、よく見ると“重機”だ」


田植えに使うコンバインがピンクやパープルなどにペイントされ、ハートやキラキラパーツ、魔法のステッキなどでド派手にデコられています。


そんなアートにあふれたキャンパスの中心にあるのが、60年の歴史をもつ大学の美術館。5月2日までは、2025年度の卒業生による優秀作品展が開催されています。


入口にある作品≪「偶する」-言葉にできない生命の叫び-≫も卒業生の作品。70本を超える流木に一つ一つ違う表情の“顔”が彫られています。


『武蔵野美術大学 美術館・図書館』森 克之学芸員:
「一言では言い表せない感情を、流木に思いを込めて彫り込んだ作品」


GWに展示される卒業生の作品は100以上。先ほどのピンクのコンバイン≪PRETTY CONNIE : Dress Up!≫も、農業が持つ現実感とポップカルチャーの融合を表現した卒業制作展示の1つです。


大学博物館ライター・大坪さん:
「堅苦しい展示ではなく、“未来の大物アーティストの青田買い感覚”で楽しめる」


高さ約3mの作品≪煩悩の鐘≫は、除夜の鐘を現代に再認識することを表現。


赤いお堂に吊るされた鐘は“108体のぬいぐるみ”で覆われ、108個の煩悩を示しているといいます。


鐘をつくと“煩悩が消される叫び声”が流れ、屋根の下のモニターには“どんな煩悩が浄化されたのか”が表示される親切な作りになっています。


学芸員・森さん:
“可愛らしさ”“どっしり”としたギャップがおもしろい作品」


新しい形の版画作品≪大きなロバを空へ送る≫は、版画を作る際に削った木板を何枚もつなぎ合わせて作成した幅3,7mの大きなロバの顔。


来館者(30代女性):
「卒業生の作品は個性的で、それぞれ“自分をもってやっている”感じがする」


来館者(高2女子):
“いろんな学びを得られた気がする”。紐の結びの一覧みたいな作品があって、いつも固結びとかチョウチョ結びしか出来ないけど、ちょっと興味を惹かれた」


圧巻!世界の名作椅子コレクション

常設展の「椅子ギャラリー」も外せない見所の1つです。


世界中でデザインされた近現代の椅子コレクションで、色も形も様々な椅子が300脚以上展示されています。


学芸員・森さん:
「並んでいるのは“大量生産されたイス”。多く生産されるということは、それだけ沢山の人に愛される、そこには必ずその場にあったデザインがある。それを学生に学んでもらうための教材」


例えば、400年以上前の中国でデザインされた高級官僚用の椅子≪クァン・イ≫。肘置きが外に広がるような曲線になっていることで着物をキレイに、座面を高くすることで座った人を大きく見せる効果があるのだといいます。


≪ザ・チェア≫(1949年~)は腰に当たる部分を大きく開けたデザインで、ケネディ大統領が「腰痛でも座りやすい」と愛した椅子とのこと。


他にも、部品を限りなく減らすことで低コスト化し、世界中で“2億脚以上生産された”といわれる名作≪No.14カフェチェア≫(1859年~)などなど、ありとあらゆる椅子を見ることができます。


ちなみに専用のアプリを使えば、3Dでいろんな角度から椅子を眺めることも可能です。


未来の巨匠の学び舎で新発見?

古い服やタンス、鉄瓶、オルガン、クワなど生活の中で使われていた様々な道具「民具」が所狭しと並んでいるのは「民俗資料室」。日本中から集めた1万点以上を無料で一般公開しています。※火・木曜日開室


懐かしい気持ちになれるのは、“郷土玩具”を都道府県別に分けたエリア。


佐藤部員が地元・静岡のお祭りで見たことがあると目を細めたのは、静岡の郷土玩具「祝鯛」。二匹の赤い鯛が向かい合い、口のところで合わさり藁で結んである張り子です。


『武蔵野美術大学 民俗資料室』井上佳那子学芸員:
「ふるさとの郷土玩具を探してみると、すごく懐かしいものが見つかったり逆に新鮮な発見があると思う」


(THE TIME,2026年4月28日放送より)


55歳母親を暴行死させた37歳男は“ヤングケアラー”だった 10歳から家事に追われた男と母親の「狂気の関係」
“ポカリ”と“アクエリ” 実は飲むべき時が違った! “何となく”で選んでいませんか?効果的な飲み分けを解説【Nスタ解説】
「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ