カナダの総選挙で勝利した与党・自由党を率いるカーニー首相がアメリカのトランプ大統領と電話会談を行い、トランプ氏から祝意を伝えられたとカナダ首相府が発表しました。

カナダ首相府が発表した声明によりますと、両者は29日に電話会談を行い、トランプ大統領がカーニー首相に対し、総選挙での勝利について祝意を伝えました。その上で、「両首脳はカナダとアメリカが独立した主権国家として、相互の発展のために協力することが重要だとの点で一致した」としています。

さらに、3月にカーニー氏が首相に就任して以来、実現していない対面での会談について「両者は近い将来、実施することで合意した」と言及しました。

電話での会談に先立ち、総選挙での勝利演説に臨んだカーニー首相は、「トランプ大統領は我々を分断させ、所有しようとしているが、そんなことは絶対に起こらない」と強調していて、今後、アメリカとの関係をどのように立て直していくのかが焦点となっています。

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