
アフリカ北東部スーダンで2年半にわたり続いている内戦をめぐり、国軍と対立する準軍事組織が人道的な停戦に合意したと発表しました。ただ、国軍が同意して実際に停戦が実現するかは不透明です。
準軍事組織「RSF」は6日に声明を出し、アメリカなどが提案する人道的な停戦に合意すると発表しました。
「RSF」は2023年4月以降、2年半にわたって国軍と戦闘を続けていて、国連やWHO=世界保健機関などによりますと、スーダンではこれまでに民間人を含む4万人以上が死亡し、およそ1200万人が国内外での避難を余儀なくされているということです。
「RSF」は声明で、「民間人の保護を強化する」などと主張していますが、先月末に西部・ダルフール地方の主要都市を占拠して以降、RSFの戦闘員による住民の殺害や拘束、性暴力の報告が相次いでいます。
AP通信によりますと、国軍の関係者は「RSFが民間人のいる地域から完全に撤退し、武器を放棄した場合にのみ停戦に同意する」と話しているということで、実際に停戦が実現するかは不透明です。
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