
中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射をめぐり、小泉防衛大臣とアメリカのヘグセス国防長官が電話で会談したことについて、中国外務省の報道官は「日本側のペースに乗せられないようにすべきだ」とくぎを刺しました。
12日、小泉防衛大臣とヘグセス国防長官が電話で会談し、中国軍機のレーダー照射について深刻な懸念を共有したうえで緊密に連携していくことを確認しました。
これについて、中国外務省の報道官は12日、「事実関係は明白である」と主張したうえで、「国際社会が是非を区別し日本側にごまかされないよう望む」とする談話を発表。
アメリカを念頭に「日本の同盟国は特に日本側のたくらみを見極め、日本側のペースに乗せられないようにすべきだ」とくぎを刺しました。
また、「日本は真剣に反省して誤りを正し、高市総理の台湾に関する誤った発言を撤回すべきであり、論点を逸らしたり、事態をわざと複雑にしたりすべきではない」として、高市総理の国会答弁を撤回するよう改めて求めました。
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