アメリカのトランプ大統領はイランと良い交渉を行っているとしたうえで、「何かが起きる可能性は高い」と語りました。一方、イラン側は「アメリカに戦争と平和の時期を決めさせることはない」とけん制しています。
アメリカ トランプ大統領
「私には十分な時間がある。イランと良い協議を行っているので、どうなるか見てみよう。何かが起きる可能性は高い」
トランプ大統領は27日、このように述べるとともに、「イランが交渉に応じる唯一の理由は、アメリカ軍が大きな打撃を与えたからだ」と主張しました。
ニューヨーク・タイムズなどは、アメリカ軍がミサイル備蓄が枯渇する懸念から、イランへの大規模攻撃を当面見送る方針を固めたと報じていますが、トランプ氏は、「どんな事態になっても使い切れないほどの弾薬を保有している」と強調。交渉が進まなければ軍事作戦を再開させる考えを示しました。
一方、イラン外務省の報道官は、「仲介国がアメリカのメッセージを伝えてくることはあり得るが、現時点でアメリカ側と交渉はしていない」と述べました。
また、アメリカについて「泥沼にはまり込んでいる」と指摘したうえで、「アメリカに戦争と平和の時期を決めさせることはない。必要な限り自衛を続ける」とけん制しました。
ホルムズ海峡の管理をめぐっては、オマーンと協議を続けているとしたうえで、「協議はイランとオマーンの二国間の問題で、アメリカとは無関係だ」と強調。海峡は「依然として閉鎖されたままだ」と述べました。さらに、一部の湾岸諸国がアメリカ側の軍事行動に関与しているとの認識も示しましたが、具体的な国名には言及しませんでした。
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