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なぜ拡大?「スコーン人気」“王道”から“進化系”まで!専門店で行列も【THE TIME,】

経済
2025-07-07 17:12

全国の百貨店を中心に定期的にイベントが行われ大盛況になるなど、今、焼き菓子「スコーン」の人気が沸騰中。そのワケは?


【写真で見る】特に人気の「あんバタースコーンサンド 」とは?


素材にこだわる「サンド系」

多くの人が行き交う東京駅の構内で長い行列ができていたのは、スコーン専門店の『BAKERS gonna BAKE』東京ギフトパレット。


国産小麦を使用したスコーンは、季節限定など常時10種類以上を販売。
この日は、「バターミルクスコーン」(320円)や「おかずスコーン レモンキーマカレー」(400円)などが並んでいましたが、中でも人気なのが、「あんバタースコーンサンド 」(500円)。


“北海道産大納言”のあんこの上には、分厚くカットされた“フランス産の発酵バター”。それをスコーンで挟み、タワーのようになった一品です。


THE TIME,マーケティング部 新名真愛部員:
「バターのコクが口いっぱいに広がる。あんこの粒感をしっかり感じられるので食べ応えもあります」


スコーンが注目されている理由を聞いてみると―


店長・藤倉美優さん:
“ヌン活ブーム”。アフタヌーンティーに欠かせないスコーンという存在が大きいかなと」


“27個購入した”50代女性も「ミルクティーと合わせて食べるのがとても好き」とのことで、家族で食べるのだといいます。


ふっくら&シンプル「王道系」

東京・御茶ノ水にある英国菓子店『Lazy Daisy Bakery』も行列ができる人気店。
キャロットケーキなど、イギリスならではのお菓子を15種類ほど販売する中、一番人気を誇るのが王道の「イングリッシュスコーン」です。


生地には九州産の小麦粉を使用し、その日の温度や湿度によって水分量を細かく調整。生地は寝かさず焼き上げまで一気に行うことで、ふっくらとしたスコーンに仕上がるとのこと。


新名部員:
“外はカリカリ、中はふんわり”。シンプルな味わいだからこそ、バターのコクをより感じることができておいしい」


通常は「プレーンスコーン」(400円)1種類のみの販売ですが、昨今のスコーン人気を受け、月1回程度で4種類を販売するイベントを開催。「アプリコット&アーモンドスコーン」(490円)など普段は味わえないラインナップも楽しめます。


店主・中山真由美さん:
“百貨店の英国展やスコーンフェア”が開かれていることと、日本のスコーンというのが色々皆さん工夫して出していて、“裾野が広がっている”のでは」


ここでも、18個と大量購入する女性客(50代)が。「冷凍しておいてもすごく美味しいので買い溜めしている」とのことでした。


生ハム&トリュフ「組み合わせは無限大」

2024年1月に東京・神田にオープンしたスコーン専門店『Gold Bake TOKYO』は、生地に北海道産の小麦粉や牛乳を使用し、“スイーツ系から惣菜系まで130種類以上”というラインナップの多さが特徴。


日替わりで常時14種類程度を販売し、この日は「バターリッチ」(300円)や「ブリュレカスタード」(370円)などが並んでいましたが、中でも人気なのは、マスカルポーネクリームに生ハム、トリュフなどをトッピングした“進化系”「生ハム・トリュフ」(380円)。


「胡椒が効いてて、しょっぱくてチーズの相性も良くてすごい美味しい」(50代女性)
「食べ応えはしっかりあるしお腹にたまる。お昼ご飯にも食べられる」(30代女性)


オーナー・室川大樹さん:
「スコーンは、素材がシンプルでどんな食材とも合う。甘いのも塩辛いのもいけるので“バリエーションが無限大”に広がる」


ベーカリー発「超しっとり感」

手作りパンの店ながら、客の“ほぼ100%がスコーンを購入”していたのは『パン屋 キィニョン』エキュート立川店。JR中央線沿いに7店舗を展開する人気店です。


「結構パサパサしたイメージがあったけど、ここのスコーンは“しっとり”」(40代女性)
「中が“しっとり”していて、来た時には必ず買う」(40代女性)


これまでになかった“独特なしっとり感”のワケは、バターを使わず、生地の半分に“北海道産の純生クリーム”を贅沢に使っているから。


ミルキーな香りの「プレーン」(250円)やアールグレイの茶葉を存分に楽しめる「紅茶スコーン」(260円)などある中で、一番人気はチョコチップがたっぷり練り込まれた「マーブルチョコスコーン」(280円※テイクアウト価格)です。


新名部員:
「すっごくしっとりしていて、チョコのほどよい甘さがスコーンのおいしさを引き立ててくれる。おいしすぎます」


お土産や差し入れにもピッタリなスコーン。ワイワイと色んな味を楽しみながら、お気に入りの一品を見つけるのもいいかもしれません。


(THE TIME,2025年7月3日放送より)


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