
冬のイメージが強い「スープジャー」ですが、夏でも売り上げを伸ばしています。夏ならではの使い方や夏に嬉しいスープレシピとは?
【写真を見る】夏でも人気の「スープジャー」“暑い夏こそ飲みたい”超簡単スープレシピ【THE TIME,】
5~6月で売上げアップ
約6時間の、保温・保冷ができるスープジャーを“季節を問わず持ち歩く”という人も。
「お味噌汁。ミネストローネもよく作っている」(20代女性・会社員)
「ランチに。冬は温かいもので、夏は冷たくして持って行く」(50代女性・会社員)
「前日に作ったシチューやカレーを弁当に。オールシーズン使う」(40代女性・主婦)
『銀座ロフト』(東京・中央区)でも約30種類のスープジャーを販売。
▼パーツが3つだけで洗いやすい「ステンレススープジャー SW-KA30」(象印/300ml・3630円※ロフト価格)
▼本体もフタも丸ごと食洗機OKの「真空断熱スープジャー JED-300」(サーモス/300ml・3300円)
中でも人気なのがー
▼ワンカップサイズで持ち運びしやすい「真空断熱スープジャー JBZ-201」(サーモス/200ml・2860円※ロフト価格)
▼顔イラストがかわいい「スープジャーあざらし」(ドウシシャ/250ml・2530円※店舗により在庫がない場合があります)
『ロフト』広報・髙橋ひとみさん:
「5~6月はかなり売上げを伸ばしていて、前年比112%と伸長している」
『無印良品』でも、2月に「広口で洗いやすい 保温保冷 スープジャー 」(カラー:シルバー・グレーベージュ/300ml・1690円/430ml・1990円)を発売。口径約7cm(※番組調べ)で大きな具材も入れやすいと好評で、一時期品切れになるほどの人気だといいます。※店舗により在庫状況が異なります
冷え解消の“超時短”豚汁
愛用する人が多い一方で聞かれたのは、「時間がなくて結局いつも同じものを作る…」(20代女性・会社員)という声。
そこで、スープジャーに関する著書が「料理レシピ本大賞」を受賞した有賀薫さんに、夏にもピッタリなレシピを教えてもらいました。
一品目は、【まるごとピーマンと生姜の夏豚汁】
スープ作家・有賀薫さん:
「冷房で体が冷えることがあるので、温かいスープが結構嬉しかったりする。温かいスープの場合は、“事前にスープジャーに熱湯を入れ温める”のが保温効果を高めるポイント」
材料(300ml分)
▼ピーマン:1個
▼生姜:薄切り2枚
▼豚バラ肉:50g
▼味噌:大さじ1
▼水:200ml
〔1〕ピーマンを手でつぶし、生姜は千切りに。豚バラ肉は食べやすい大きさにカット
〔2〕鍋に水とカットした生姜・豚バラを入れ火にかける。沸騰したらピーマンを入れ味噌を溶き入れる
⇒“ピーマン・味噌を入れて沸騰したら火を止める”のがポイント
「肉は火を通すが野菜は煮えていなくても、この後ジャーの中で調理してくれるので、“ものすごく短い時間でできる”」(有賀さん)
出来た豚汁をスープジャーにいれたら完成。5時間後に食べてみると…
THE TIME,マーケティング部 新名真愛部員:
「めちゃくちゃ温かい。ピーマンも仕上がっている。出来たての感じで食べられるのが最高」
暑い日に◎「冷やしうどん」
続いてのレシピは、【なすとみょうがとツナの冷やしうどん】
材料(300ml分)
▼なす:1個
▼みょうが:1個
▼ツナ缶:40g
▼サラダオイル:小さじ2
▼めんつゆ:50ml
▼水:150ml
▼冷凍うどん:1玉
▼ごま油:少々
冷たいレシピの時も、事前に氷水などを入れてしっかり冷やすことで保冷効果を高めるのがポイントです。
〔1〕なすは2~3cm幅で半月切り。みょうがは縦半分にカット
〔2〕カットした具材を中火で炒め、水とめんつゆを加えひと煮立ちさせる
⇒「冷たいスープジャーの場合は、具材にはしっかり火を通す」(有賀さん)
〔3〕〔2〕にツナを加え、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす
〔4〕冷凍うどんを袋表記通りに電子レンジで温め、流水で洗って冷やす
⇒「麺をお弁当に持っていくと時間が経ってくっついちゃうので、防止のためにほんの少しごま油をふっておく」(有賀さん)
冷えたつけ汁をスープジャーに入れ、うどんを小分けにして容器に詰めたら完成です。
新名部員:
「5時間経っても冷たさがキープされている。麺をつけ汁につけたときに束にならずにほどけていくし、なすを炒めることで“揚げなす感”で食べ応えが増す」
スープ作家・有賀薫さん:
「スープジャーのお弁当は冬だけのものと思いがちですが、工夫するととても美味しく食べられて、本当に夏の生活にもすごくピッタリなものだと思う」
(THE TIME,2025年7月23日放送より)
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