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“ペットボトルのお茶” 来月値上げ 「お~いお茶」237円に 主な要因は容器代や燃料費の高騰も…世界的な抹茶ブームの陰に弱る現場

経済
2026-02-24 18:54

「ペットボトルのお茶」が来月から値上げされます。一本の価格は237円。背景にあるのは、「抹茶ブーム」の陰で生産の現場が弱っている現実でした。


記者
「なじみのあるこちらのお茶が、来月から値上げされます」


今、お茶が高騰しています。来月から値上げされるのは、伊藤園やコカ・コーラの緑茶製品です。「お~いお茶」の希望小売価格は、3年前は税込みで172円でしたが、今回、237円に。


「もっと高くなるんですか。マイボトル、頑張ります」


値上げの主な要因は、容器代や燃料費の高騰ですが、さらに追い打ちをかけるのが…


「I love MATCHA」


世界的な抹茶ブームもあり、茶葉自体が不足しているのです。業界にとっては追い風に見えますが、現場は深刻な危機に瀕していました。


先週、静岡の茶園を訪れた鈴木農水大臣。目にしたのは、耕作放棄地です。お茶は、およそ4割は「中山間地」で作られるため、機械の導入が困難です。高齢化もあり、お茶の生産量は7年前から比べると、およそ17%も減少しています。


佐藤園 瓦谷健 社長
「価格競争力とか、生産性というところでは、勝てない」


ただ、こうした課題を乗り越えようとする取り組みも広がっています。


春に向けた準備がすすむ埼玉県の茶園。使われているのは、AIで茶を摘む時期を判断するツールです。


伊藤園 村松浩明さん
「葉っぱを合わせたところで撮りますと、まだ摘採するには早いのかというような判断ができる」


飲料大手の伊藤園が実証実験を行っているもので、この作業にかかる時間を手作業のおよそ5分の1に短縮できるといいます。


伊藤園 村松浩明さん
「お茶は一度、面積が減ってしまうと、なかなか回復するのは難しい作物。生産者の負担を減らして、少しでも長く続けてもらう」


かつての「供給力」を取り戻せるのか。スマート農業への転換など、根本的な対策が求められます。


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