アジア最大級のデジタル技術の展示会が、あす開幕します。豪雨などが相次いだ今年、注目されているのは「災害に立ち向かう技術」です。
あすから始まるアジア最大級の最新デジタル技術の展示会「CEATEC」。今年、目立つのが…
記者
「ロボットやAIだけではなく、災害や防災などもキーワードになっています」
この夏、日本列島を襲った豪雨や地震。災害が相次ぐ中、最新技術で被害を減らそうと、さまざまな提案がみられました。
こちらは一見、普通の洗濯機ですが、使う水の量をおよそ96%減らせるといいます。糸くずや油脂、細菌を複数のフィルターでろ過。洗剤はまったく必要ありません。
SHARP 清潔ランドリー事業部 鈴木杏子 課長
「避難所では飲料水や、し尿処理で水を多く使うということで衣類を清潔に保つということは、人々の生活の上で非常に重要なことだと思います」
一方、被災者の救助にはこのような課題が。
「#$$%&!?」
命を救う手がかりとなる「助けて」という声。しかし、サイレンなどの音と重なり、かき消される可能性があります。それを解決するのが、こちら。
「助けてください」
「ここに人がいます」
この複雑な音の中から、「人の声」を選ぶと…
「助けてください」
「ここに人がいます」
AIを使って複数の音の中から必要な音だけを取りだすこの技術。工場で機械の異常を見つけるなど、幅広い活用が期待されています。
さらに、こんな大胆な防災のデジタル技術も。
会場に現れたのは、怪獣・ゴジラ!
多くの人が集まる川崎市のイベント会場。「あと60分でゴジラが襲来する」という緊急事態の中、全員を避難させるにはどうするべきか、選択を迫られます。
記者
「画面上で選択した避難対策によってシミュレーションの結果が大きく変わります」
人の動きなどをデジタル空間上で表現し、効果的な対策の検討につなげます。
富士通 富士通研究所 増本大器さん
「(デジタルリハーサル技術を使って)施策を打てば、『人はこういうふうに反応する』というのを何回でも繰り返し、色んなパターンで試すことができる。(災害への)備えを作るのに使って欲しい」
最新の技術が並ぶ一方で、今年は来場者の声を受け、7年ぶりに紙のマップが復活!
紙の便利さも改めて見直されているデジタル技術の祭典は、あすから4日間、開催されます。
・40代から増加「脳梗塞」の初期症状は?「倒れてからじゃ遅い」早期発見のカギ「BE FAST」とは【ひるおび】
・インフル感染者“去年の約7倍” 肺炎・脳症・心筋炎…『インフルエンザ合併症』の注意点は【ひるおび】
・「ママ、あいたい。ごめんね」16歳少女が衰弱死 体重は19kgに… “違法捜査”で自白強要か それでも訴え続けた無実【報道特集】
