
■MLB ブルージェイズ 3ー1 オリオールズ(日本時間31日、ロジャース・センター)
オリオールズの菅野智之(35)が日本時間31日、敵地・カナダでのブルージェイズ戦に先発、メジャーデビュー戦で4回、73球を投げて被安打4、奪三振1、四死球2、失点2。5回の投球練習中に両手が痙攣して降板となった。
試合後、菅野は「4回投げ終わって帰ってきた時に、4回のマウンドにいる時から左はグローブの中で攣っていて、“嫌だな”と思っていて(5回の)マウンドに行く前に右手も攣り始めてきて、1球投げたら攣ったので難しかったです」と状況を説明した。
1回には先頭打者にストレートの四球など5球連続ボールについて「あんなに初回からストライクが入らなくなることは人生で一度もないんですけど」と振り返り、メジャー初マウンドは「想像していた通り素晴らしい空間だなと思いました」と語った。
高揚感があったのかという質問には「しっかりかみしめるところはかみしめて、緊張していたとか自分がコントロール出来なかったというわけではなくて、なんかこうまた違った、今まで経験したことないような感覚だったので表現が難しいけど、貴重な経験になりました」
2回以降は「徐々に良くなってきた途中なのでもうちょっと投げたかったというのはあります」と悔しさをにじませた。
バッテリーを組んだA.ラッチマン(27)は「彼はよくやっていたと思います。だんだん落ち着いてきて、スプリットのキレも良かったし、球種をうまく織り交ぜながら、速球も内外に散らして、本当に試合に馴染んでいったと思います」と振り返った。
そして「彼については前から言っていることですが、ボールを動かして、さまざまな球種を駆使できる能力が、どんな打者に対しても柔軟な対応を可能にしている。それが彼の強みの1つだと思います」と今後の活躍を期待していた。
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