
■MLB ドジャース 6ー1 ブレーブス(日本時間1日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が1日、本拠地でのブレーブス戦、“1番・DH”で先発出場し、3打数無安打3三振2四球1盗塁。2試合連続ノーヒットに終わった。ドジャースは44年ぶりの開幕から負けなしの6連勝となった。
昨季、ナ・リーグ東地区2位、7年連続ポストシーズン進出しているブレーブスだが、今季は開幕からパドレスに4連敗といまだに勝ち星なし、さらに今季FAでパドレスから獲得し、前日3月31日までプレーしていたJ.プロファー(32)が禁止薬物の陽性反応が出て80試合の出場禁止と厳しいチーム状況。
ブレーブスの先発は昨季10年目にして初めてメジャーデビューを果たした苦労人のG.ホームズ(29)。試合開始時には気温は16℃とやや肌寒いコンディションとなった。初対戦となる投手相手に大谷は1回の第1打席、しっかりとボールの軌道を見極めて、カウント3-1から真ん中に甘く入ってきたストレートも見逃した。そして、7球目のカーブを見逃して四球で出塁した。
1塁ベース上では昨季、本塁打王争いをしたM.オルソン(31)と会話するシーンも。2番・M.ベッツ(32)の打席ではスタートを切ったが、ベッツがファウルにしてしまったが、好スタートを切っていた。ベッツは外野フライに倒れたが、3番・T.ヘルナンデス(32)がセンターへ2号ツーランで5連勝中のドジャースが先制した。
3回の第2打席、1打席目である程度球種を確認した大谷、この打席では外角に3球カーブを続けられて、空振り三振。ブレーブスのルーキーキャッチャー・D.ボールドウィン(24)にしてやられた。
4回の第3打席、カウント1-1からカーブにタイミングが合わずにファウル。そして、4球目、またもカーブに空振り三振。タイミングが合わないボールをボールドウィンに徹底的に攻められて、2打席連続の空振り三振となった。
6回の第4打席、ブレーブス3人目、メジャー18年目、9球団を渡り歩いているベテラン・J.チャベス(41)と対戦。カウント3-1からチェンジアップを見逃して四球で出塁。すると、ベッツの打席で2試合連続の盗塁に成功、2塁へのスライディングも左手を地面に付けずに滑り込んだ。
8回の第5打席はエンゼルス時代のチームメイト・R.イグレシアス(35)と対戦、フルカウントから内角低め151キロのストレートに見逃し三振。大谷は悔しそうな表情を浮かべてベンチへ戻った。大谷は3打数無安打3三振2四球1盗塁。2試合連続ノーヒットに終わった。
自宅の浴槽で足を滑らせて、手術した右足首を痛めたF.フリーマン(35)を欠いたドジャースだったが、T.ヘルナンデス、E.ヘルナンデス(33)のホームランなど9安打で6得点。今季初先発のT.グラスノー(31)も5回、79球を投げて8奪三振、無失点と好投、ドジャースは投打がかみ合って、44年ぶりの開幕から6連勝となった。
一方、7年連続ポストシーズン進出しているブレーブスは開幕から5連敗と苦しいスタートとなっている。
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