
■カーリング男子 世界選手権 予選リーグ 日本 5-10 スウェーデン(31日、カナダ)
ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック™の出場枠をかけたカーリングの世界選手権2日目。世界ランク10位の男子日本代表は、同1位のスウェーデンに5-10で敗れ3連敗となった。4戦目は、世界ランク5位・スイスとの一戦。上位チームとの連戦で日本は試練が続く。
カナダで開催された今大会。予選リーグは出場13チームが総当たりで戦い、上位6チームが決勝トーナメントに進出。1位と2位は準決勝に進み、3位~6位は4強入りをかけたプレーオフに臨む。
2月の日本選手権を制したSC軽井沢クラブ(小泉聡(37)、山本遵(18)、山口剛史(40)、柳沢李空(23))にKiT CURLING CLUBの臼井槙吾(30)を加えたメンバーで構成された日本は、この日、世界ランク3位のスコットランドに敗れ、2試合目に前回大会覇者・スウェーデンに挑んだ。
互いに1点ずつ取り合って迎えた第3エンド(E)、スウェーデンは連続でダブルテイクアウトを決めるなど、正確なショットを見せる。一方、日本はガードストーンに当てたり、相手ストーンに当たらないミスショットでスウェーデンに3点を奪われ、1-4とリードされる。
日本は第4Eで2点を取り返し、3-4と1点差に詰め寄るが、第5E、相手ストーンがハウスの中に2つある状況で先攻・日本のラストショットが弾き出したのは1つのみ。スウェーデンに複数得点を許し、3-6となる。
第6Eも日本のラストショットはガードストーンに当たり、有利と言われる後攻でスウェーデンに1点を奪われる。第7Eは1点を取った日本だったが、第8Eで再び3点を取られ、第9E終了時点で日本が負けを認めるコンシード。世界ランク1位で昨年の世界選手権王者・スウェーデンに屈した。
ミラノ・コルティナ五輪の出場枠は「10」で、1枠は開催国のイタリアが持つ。残り7枠は2024年&2025年の世界選手権の順位によって獲得できるオリンピックポイントの合計点で決まる。昨年の世界選手権には北海道コンサドーレ札幌が出場したが11位に終わり、獲得できたオリンピックポイントは3点となっている。残り2枠は12月に行われる世界最終予選で決定する。
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