
■陸上 グランドスラムトラック(日本時間6日、ジャマイカ)
陸上界のレジェンド、マイケル・ジョンソン氏(男子200m、400m元世界記録保持者)が新設した大会の第1戦2日目が行われ、男子200mでは東京、パリオリンピック™銀メダリストのケニー・ベドナレク(26、アメリカ)が20秒07で1位。前日に行われた男子100mに続き2冠のベドナレクは2レースで合計24ポイントを獲得し、ショートスプリント(100m/200m)の部門で優勝を果たした。
また、同種目に出場した男子100m世界歴代6位(9秒76)のF.カーリー(29、アメリカ)は20秒39で3位。100mでは10秒30で7位に終わり、2レースを終え総合8位となった。
グランドスラム・トラックはジャマイカ(4月4日〜6日)、アメリカ・マイアミ(5月2日〜4日)、フィラデルフィア(5月30日〜6月1日)、ロサンゼルス(6月27日〜29日)でそれぞれ3日間開催。各レースは、4大会すべてに出場するレーサーと呼ばれる選手と、大会別で参戦するチャレンジャーの計8人で競う。選手は3日間のうち、2つレースに参加し、順位に応じたポイントの合計で各カテゴリーの優勝者が決まる。
男子1500mではパリオリンピック™で金メダルのコール・ホッカー(23、アメリカ)が3分35秒52で3位。世界陸上ブタペストで金メダルのジョシュ・カー(27、イギリス)が3分35秒61で5位となった。優勝はパリ五輪男子800m金メダリストのエマニュエル・ワニョンイ(20、ケニア)。最後の直線で逆転し本職の金メダリストを抑えて、3分35秒18の自己ベストで制した。
女子400mはアジア記録保持者のサルワ・エイド・ナセル(26、バーレーン)が今季世界最高の48秒67をマークしトップに。2019年世界陸上ドーハ大会の女子200mで金メダルを獲得したディナ・アッシャースミス(29、イギリス)は自己ベストの52秒15で8位となった。
日本からは田中希実(25、New Balance)が前日の女子3000mに出場し、8分49秒10で7位。田中は翌日の日本時間7日に5000mに出場予定。
※写真はケニー・ベドナレク選手
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