
■MLB ドジャース 18ー2 ヤンキース(日本時間1日、ドジャースタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのヤンキース戦に“1番・DH”で出場し、4打数2安打で打率は.298。今季19度目のマルチも本塁打はなし、5月は15本塁打で終了となった。
前夜、今季2度目の1試合2本塁打で22号をマークし「打つべき球を打てているかなと。打つべき球に対して、しっかりアプローチできている」と話した大谷。
1回表、無死一塁で2番・A.ジャッジ(33)、大谷もベンチで見つめる中、先発、L.ナック(23)がサードゴロ併殺打、最高の形でジャッジを抑えた。
ヤンキースの先発はW.ウォーレン(25)、大谷は初対戦となった。1回、データのない投手との対戦となった第1打席、カウント1-0から外角から入ってくるスイーパーを捉えてライト前ヒット、実に7試合ぶりのシングルヒットとなった。
1死一、二塁で4番・W.スミス(30)が右中間へタイムリーツーベース、大谷がホームに還り、62得点目となった。さらに5番・M.マンシー(34)もタイムリーで3点目、そして、2死満塁で打者一巡し、大谷の第2打席、1球目を投げる前に大谷がピッチクロック違反で1ストライクを奪われた。そして、カウント1-2から外角低めのシンカーに空振り三振。
ドジャースは2回、1死一、三塁から6番・マンシーが左中間スタンドへ、今季5号のスリーラン、マンシーはメジャー通算200号。このメモリアルアーチに恒例の“ひまわりの種シャワー”は大谷が担当した。その後、2死二塁で9番・キム ヘソン(26)がライトスタンドへ、今季2号ツーラン、10対0と大量リードを奪った。キムのホームランの興奮が残り中、打席に入った大谷、カウント0-2からストレートを見逃して三振に倒れた。
この日、53歳の誕生日を迎えたD.ロバーツ監督が試合中に中継局のインタビューに対応し「バッターがいいアプローチをしている。四球も選んでいる」と話し、試合前に2度目のライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した大谷については「順調にいってるよ」と笑顔を見せて質問に答えていた。
10点を追うヤンキースは4回、先頭の2番・A.ジャッジ(33)が2試合連続となる20号ホームラン。5年連続20号をマークした。5回には無死一塁で迎えた大谷の第4打席、ヤンキース4人目、M.ライターJr(34)のスプリットを上手くすくってライト前へヒット、今季19度目、2試合連続のマルチヒットをマークした。すると、2死二、三塁から5番・マンシーが1試合2本目となる6号スリーラン、不審に悩んでいたマンシーが復活のアーチとなった。
6回、先頭の8番・T.エドマン(30)、9番・キムの連打でチャンスを作り、1番・大谷の打席だったが、14対1と点差が開いていたため、D.ラッシング(24)が代打で起用され、大tには4打数2安打で途中交代。大谷は5月15本塁打で終了となった。ドジャースは21安打18得点でヤンキースに快勝、連勝であすは山本由伸(26)が登板予定。
8回にはジャッジが1試合2本塁打となる21号ソロを放ち、大敗の中でも意地を見せた。ホームラン王争い、ア・リーグはC.ラリー(28)がツインズ戦の3回に2試合連続の22号を放って、ジャッジを突き放したが、ジャッジも4回に2試合連続の20号、8回には1試合2本塁打となる21号と1本差で追走。メジャー全体では22本で大谷とラリーが並んでいる。
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