
■FIBA女子アジアカップ2025 決勝 日本 79-88 オーストラリア(20日、中国・深圳スポーツセンター)
アジアの頂点を目指す戦い、バスケットボール女子のアジアカップ決勝が行われ、日本(FIBAランク9位)はオーストラリア(同2位)と対戦し79ー88で敗れ、2大会ぶりのアジアカップ制覇はならず2大会連続の準優勝に終わった。
日本は15日の予選でオーストラリアと対戦し、67-79で敗れた。それでも、準決勝進出決定戦でニュージーランド(同26位)を、準決勝では中国(同4位)を撃破し決勝まで勝ち進み、再びオーストラリアと相まみえることとなった。
2大会ぶりの王座奪還へ、日本の先発は今野紀花(25)、馬瓜ステファニー(26)、髙田真希(35)、渡嘉敷来夢(34)、田中こころ(19)の5人。
第1Q、日本は田中の3ポイントやステファニ―のレイアップなどで得点を重ねる。しかし5分を過ぎると、オーストラリアのディフェンスリバウンドからの速攻が決まり始め、12-22とリードを許す。それでも日本は、田中の3ポイントや相手反則で得たフリースローを確実に決め、20-29と9点のビハインドで終えた。
第2Q、日本は司令塔の田中が自ら切れ込みゴールを奪う。さらには渡嘉敷へのラストパスなど攻撃をけん引。しかしオーストラリアも3ポイントを連続で成功させるなど、一時16点差をつけられる。それでも再び田中が3ポイントに速攻と気持ちの入ったシュートを決め、43-54と、11点差で前半を終えた。
第3Q、日本は宮澤夕貴(32)や渡嘉敷といったベテラン勢が3連続得点を奪い、一時6点差まで詰め寄るが、相手にもシュートを許し、59-67と8点差で最終第4Qに突入。序盤、宮澤が連続で3ポイントを成功させると、髙田も3ポイントを決め、68-70と2点差に詰め寄る。さらに髙田が連続シュートを決め、ついに70-70の同点に追いつく。時間は残り7分。一進一退の攻防が続くが、オーストラリアに3ポイントを決められるなど再び突き放され、日本は敗れた。
今大会の上位6チームが来年3月に開催予定のワールドカップ世界予選への出場権を獲得できる。さらに今大会を制したオーストラリアには、ワールドカップ本戦への切符が与えられる。
【アジア杯 日本の結果】
7月13日 日本 72ー68 レバノン
7月14日 日本 85ー82 フィリピン
7月15日 日本 67ー79 オーストラリア
7月18日 準決勝進出決定戦 日本 77-62 ニュージーランド
7月19日 準決勝 日本 90-81 中国
7月20日 決勝 日本 79ー88 オーストラリア
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