
■バレーボール・ネーションズリーグ女子 準々決勝 日本 3ー2 トルコ(日本時間24~25日、ポーランド・ウッチ)
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程
世界TOP18チームが集うネーションズリーグの決勝ラウンドで女子日本代表(世界ランク4位)はトルコ(同6位)に3ー2(25ー21、16ー25、25ー20、22ー25、15ー9)で勝利し準決勝へ駒を進めた。前回大会銀メダルの日本は2大会連続の表彰台入りへ前進した。
スタメンはキャプテンの石川真佑(25)、島村春世(33)、宮部藍梨(26)、関菜々巳(26)、和田由紀子(23)、佐藤淑乃(23)、リベロは福留慧美(27)の布陣となった。
予選ラウンドを9勝3敗の全体3位で突破した日本。予選6位のトルコ相手に第1セット、佐藤のスパイクや石川のサービスエースで6連続得点を挙げ6ー2と序盤からリードを奪った。その後も粘り強く繋ぎ得点を重ねた日本は終盤、トルコのエース、バルガス(25)のスパイクなどで点差を縮められるも最後は島村の移動攻撃でこのセットを取り切った。
第2セットは平均身長187.8cmの高さのあるトルコのブロック、強打に失点が続き追う展開に。日本は粘りのディフェンスで対応すると途中出場の秋本美空(18)や石川が得点を決め食らいついた。しかし日本は追いつくことができず、16ー25の大差で第2セットを落とした。
セットカウント1ー1とし第3セット、和田のスパイク、石川のバックアタックで得点を奪いリードした。中盤は1点を取り合う攻防が続くも途中出場の北窓絢音(21)がサーブで崩し宮部がブロックポイントを挙げるなど18ー15。石川や佐藤の強烈なスパイクで振り切り25ー20で第3セットを制した。
第4セットは佐藤のサービスエース、石川が2連続得点を挙げるなど序盤からトルコに粘りを見せた日本。中盤以降、島村の移動攻撃や石川のスパイクで流れを掴みかけるもトルコの強打に失点が続きリードを奪うことができず。このセットを22ー25で落とし試合はファイナルセットにもつれ込んだ。
勝負の最終セット、スタートからトルコに2点先行された日本は島村のクイック、和田の強打などで4連続得点を挙げ逆転に成功した。そのまま勢いに乗るとトルコにリードを渡さず、最後は石川のサービスエースで締めフルセットを制し勝利。フェルハト・アクバシュ監督(39)は就任後初となる母国トルコとの対戦に嬉しい1勝となった。
日本の準決勝はこのあと行われるブラジルとドイツの勝者と日本時間27日の午前3時に行われる。
試合後、キャプテンの石川は「良いセット、悪いセットあった中でしっかり切り替えてセットごとに集中できた」と振り返った。準決勝へ向け「相手がどこであってもまずは自分たちがやるべきところにフォーカスしながら」と意気込みを語った。
【日本の得点(上位)】
石川 19得点
佐藤 15得点
和田 15得点
【予選ラウンド日程】※日程は日本時間
■第1週:カナダ・オタワ
6月5日(木)〇3-0 オランダ
6月7日(土)〇3-0 セルビア
6月8日(日)〇3-0 カナダ
6月9日(月)〇3-0 ドミニカ共和国
■第2週:香港
6月18日(水)〇3ー2 タイ
6月20日(金)●2ー3 イタリア
6月21日(土)●1ー3 中国
6月22日(日)〇3-0 チェコ共和国
■第3週:日本・千葉
7月9日(水)〇3-0 フランス
7月10日(木)〇3-0 韓国
7月12日(土)〇3ー1 ポーランド
7月13日(日)●0ー3 ブラジル
■決勝ラウンド:ポーランド・ウッチ
準々決勝
24日(木)〇3ー2 トルコ
準決勝
26日(土)23:00~ イタリアーポーランド
27日(日)3:00~ 日本ー(ブラジル or ドイツ)
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