
阪神からドラフト1位指名された立石正広内野手(21、創価大)が24日、指名あいさつを受けた。日本シリーズを翌日に控えるため藤川球児監督(45)は不在だったが、竹内孝行副本部長、東辰弥編成ディレクター、畑山俊二統括スカウト、吉野誠スカウトの4人が創価大学を訪問した。
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ドラフトから一夜明け、指名あいさつを受けた立石は「まだ1日しか経ってないので実感はまだ湧いてない」と率直な思いを吐露。プロへの切符を掴み、「華やかな場所ではありますが、もちろん厳しさだったり難しい部分もこれからたくさん出てくると思うので、本当にこれからの時間をしっかり有効に使って、まずは1軍出場を目指して頑張りたい」と意気込みを口にした。
立石は大学通算15本塁打、2年の春には東京新大学リーグで三冠王を獲得、ベストナインは4度受賞、本塁打王・最多打点3度、首位打者を2度獲得し、昨年から2年連続で大学日本代表にも選出された、大学球界屈指のスラッガー。今年史上最速のリーグ優勝を果たした阪神のイメージは「とにかく強いですし、もう負けない。もっといろいろなこともあると思うんですけど、とにかく強い」と話した。
高校時代にもプレーした甲子園球場が本拠地となるが、「計り知れない歴史ある場所ですし、高校のときはずっとそこを目指してやってきたので、そういう場所でこれから本拠地として、試合をこなしていけるのはもう率直に嬉しい」と立石。
目標は「将来的には全てのプレーで、自分はもっともっと成長したいと思ってるんですけど、毎年打撃タイトルに絡めるような選手になれれば一番かなと思ってるので、それを目指して頑張りたい」と飛躍を誓った。
23日に行われたプロ野球ドラフト会議で立石は、阪神、広島、日本ハムの3球団が競合の末、阪神が交渉権を獲得。くじを引き当てた藤川監督は、「最高です。来シーズン一緒にもう1回リーグ勝ちたいんで、それからこの後も戦いますけど、タイガースに入ったつもりで、明後日から(日本シリーズを)見てもらいたいなと。一緒に頑張りましょう」とメッセージを送っていた。
■立石正広(たていし・まさひろ)
2003 年11月1日生まれ、山口県防府市出身。右投右打。身長180cm、体重85kg。高川学園高3年で夏の甲子園に出場し本塁打を放った。創価大進学後、2年春には三冠王獲得。 ベストナイン4度、本塁打王・最多打点3度、首位打者を2度獲得した。
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