
■アジア大会 フェンシング 男子フルーレ個人(22日、愛知県国際展示場)
【日程&放送スケジュール&代表選手一覧】アジア大会(愛知・名古屋)は9月19日の開幕を前に競技がスタート ※随時更新
1994年広島大会以来、32年ぶりに日本(愛知・名古屋)で開催されるアジア大会でフェンシング競技がスタートした。男子フルーレ個人の飯村一輝(22、NTT)が金メダルを獲得して、06年太田雄貴以来16年ぶりの快挙となった。松山恭助(29、JTB)は準決勝で飯村に敗れたが、銅メダルを獲得、日本勢が2人表彰台に立つのは1978年バンコク大会の大塚清の金、板倉英行の銅以来、48年ぶりとなった。
前回の杭州大会ではフェンシングで合計10個のメダルを獲得した日本、まずは男子フルーレにパリ五輪男子フルーレ団体金メダルメンバーで6月のアジア選手権で銀メダル、7月に行われた世界選手権で銅メダルの飯村が登場した。
個人戦の決勝トーナメントは3分間の3セットで15本を先取するか、試合終了時に得点の多い方が勝利となる。フルーレは突きのみが有効。有効面は金属繊維で出来ているジャケットを着用した部分、(頭・両足・両腕を除いた胴体部分すべて)とマスクの一部のみ。
予選は飯村、松山共に4勝1敗、松山が全体5位、飯村が全体8位で決勝トーナメントへ進出した。その1回戦、飯村はナッサール・アリ(クウェート)と対戦し、15ー5と順当に駒を進めた。2回戦アリ・オワイダ(26、カタール)を15ー7で下して、準々決勝ではイ グァンヒョン(33、韓国)に序盤からリードを奪って、15-7で勝利して、準決勝進出、3位決定戦は行われないため、メダルが確定した。
一方、松山はアルジョニ・アルド プラタマ(インドネシア)と対戦。15ー5と強さを見せつけてベスト16に進出。2回戦では世界ランク29位の陳致傑(25、チャイニーズ・タイペイ)に第1ピリオドで9-7とリードしたが、第2ピリオドに3連続ポイントを奪われて9ー10と逆転された。終盤に連続ポイントで逆転すると、15-13と苦しみながらも勝利した。
準々決勝はラドミル・セメネーエフ(21、ウズベキスタン)と対戦。試合開始から3ポイントを奪い、試合の流れをつかんだ。終始リードを保ち15-5で準決勝へ、飯村に続きメダルを確定させた。
準決勝は日本人対決となった。お互い戦い方を良く知っている相手、最初のポイントはカウンターで松山がポイントを奪った。しかし、ここから飯村が怒涛の攻撃で7連続ポイント、7ー1とリードを広げた。飯村の攻めをかわして1ポイントを返したが、すぐに飯村がカウンターでポイントを返して松山に流れを渡さなかった。
飯村は松山の攻撃を読み切り、攻撃をかわしてのカウンターでポイントを重ね13ー3と大きくリード。松山も反撃したが、15ー8で飯村が日本人対決を制して決勝進出。松山は銅メダルとなった。
決勝は蔡俊彦(28、香港)、飯村は積極的な攻撃で最初のポイントを奪うと、3連続ポイントで3-0とリードした。蔡が攻撃を仕掛けてくると落ち着いてカウンターを決めて4-0。
第1ピリオド中盤に入ると、蔡の攻撃が決まり始めて、5-4と詰め寄られた。それでも飯村は前に出て攻撃を仕掛けていった。混戦になっても飯村がポイントを重ねて8-4。勢いに乗ると怒涛の攻撃で11-7とリードした。
しかし、第1ピリオド終盤で蔡の攻撃が決まりだして、12-12と追いつかれて、12-13と逆転されたが、ここで2連続ポイントで14ー13と再逆転。最後まで飯村は攻め続けて15-13で金メダルを獲得。06年太田雄貴以来16年ぶりの快挙、そして、日本勢2人の表彰台は1978年バンコク大会の大塚清の金、板倉英行の銅以来、48年ぶりとなった。
【フェンシング 男子フルーレ個人 結果】
金)飯村一輝
銀)蔡俊彦(香港)
銅)松山恭助
銅)ユン ジョンヒョン(韓国)
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