埼玉県八潮市でトラックの男性運転手が安否不明になっている道路陥没事故で、県は穴の中にあるコンクリート製の管が落下する可能性があることから、本格的な救助活動の再開は見通しが立たない状況だと明らかにしました。
先月28日に起きた八潮市の道路陥没事故では、転落したトラックの男性運転手(74)の安否がいまも分かっていません。
今月1日には、穴の中に重機を入れるためのスロープが完成しましたが、穴の中であふれ出る下水の影響で本格的な救助活動の再開には至っていません。
埼玉県の大野知事はきょう(4日)夕方、県の危機対策会議で、穴の中にあるコンクリート製の管が落下する可能性があるため、本格的な救助活動の再開のめどが立っていないことを明らかにしました。
大野元裕 埼玉県知事
「廃止された農業用水のボックスカルバートの崩落の可能性が高まり、このままでは本格的な救出活動ができない」
県によりますと、コンクリート製の管を支えていた土砂が、あふれ出る下水に侵食されて支えることが難しくなっている状況から落下する危険性が高まったということです。
県や消防は、救助活動の再開を急いでいますが、見通しが立たない状況が続いています。
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