クマによる人への被害が相次いでいることを受け、自民党は緊急対策チームの会合を開催し、自治体に必要な予算措置をとることなどを関係省庁に求めました。
自民党 小林鷹之 政調会長
「地域にお住まいの方の不安は計り知れないものがあると考えているので、速やかに実効性ある駆除対策を打ち出していかなければいけない」
会合で自民党の対策チームは、環境省や警察庁などの関係省庁に対し喫緊で対応すべき内容について申し入れをおこないました。
具体的には、警備・警戒を強化するため▼警察の機動隊を派遣する計画を策定し速やかに実施すること、▼猟友会などと連携し、ハンターを増員する支援をおこなうこと。
▼また、自治体で捕獲用のわなや撃退するためのスプレーを購入する費用について、負担軽減のため予算措置をとることや、▼日本を訪れる外国人旅行者に注意を促すため、多言語で登山注意報を発信するよう求めました。
対策チームでは今後も自治体などからヒアリングをおこない、河川や森林の管理など中長期的な対策についても検討していくということです。
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
・【全文公開】トランプ大統領「日本という国を尊敬」日米首脳会談で「日本もかなり自衛隊や防衛を増加すると聞いている」など冒頭発言
・「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】
 
        
