ミャンマーで起きた大地震の死者は1600人を超え、被害が拡大しています。
29日、ミャンマーに入ったJNNの取材クルーは、首都ネピドーに向かう道中で、地震で損壊した道路を何か所も確認しました。
記者
「ネピドーの近くの幹線道路では、地面が大きく隆起しているのが見えます」
軍事政権によりますと、28日発生したマグニチュード7.7の大地震では、これまでに1644人が死亡、3000人以上が負傷しました。このうち、震源に近い中部マンダレーの死者は少なくとも700人にのぼっています。
現地の日本大使館によりますと、マンダレー在住の日本人2人が負傷し、病院で手当てを受けました。
一方、タイの首都バンコクでは…
記者
「ビルが崩落した現場です。35度を超える暑さの中、重機などを使った捜索活動が続けられています」
建設中の高層ビルが崩壊した事故では、これまでに9人が死亡。依然、79人と連絡が取れていないということです。
バンコクでは、ほかにも工事現場のクレーンが倒れるなどして、死者は合わせて10人、負傷者は32人に上っています。
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
・「誰も死なないという選択肢は考えられない」幼少期の虐待・ネグレクトの末たどり着いた両親の殺害 15歳の少年が逃れたかった「恐怖と束縛」