1700人の死者が出ているミャンマーの大地震で、特に被害の大きい中部マンダレーなどでは今も懸命な救助活動が続いています。
JNNの取材クルーは30日、地震で大きな被害が出たミャンマー第二の都市・マンダレーの近郊に入りました。
記者
「レストランがあったそうですが、地震で跡形もなく倒壊してしまったそうです。建設機械を使っての捜索が続けられています」
28日の大地震でレストランやゲストハウスが併設された建物が倒壊し、7人が死亡。4人が救出されましたが、ほかにも取り残された人がいるため、レスキュー隊が重機を使って捜索していました。
600人以上が犠牲になったマンダレーでは、現地に住む日本人2人が負傷したほか、倒壊した建物にいた日本人1人と連絡がとれていないということです。
内戦の混乱が続くなか起きた今回の地震で、救助の手は追い付いておらず、国連や各国から派遣された救援部隊がマンダレーなどに入り活動を続けています。
一方、高層ビルの崩壊事故などが起きたタイでも被害は広がっていて、これまでに国内で18人の死亡が確認されたほか、33人が負傷しました。
ビルの崩壊現場では、依然78人の安否が分かっていないということです。
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