イスラエルとイスラム組織ハマスの大規模戦闘が始まって、きょうで1年半です。パレスチナ自治区ガザへの攻撃は続いていて、死者は5万人を超えています。
AP通信によりますと、イスラエル軍は週末もガザ各地を攻撃し、少なくとも47人が死亡しました。
イスラエル軍が先月中旬、停戦を破って戦闘を再開させて以降、ガザでの死者は1000人を超え、おととし10月の戦闘開始からの犠牲者は5万695人にのぼっています。
こうしたなか、パレスチナ赤新月社は5日、先月、ガザで医療活動中だった複数の救急車がイスラエル軍に発砲された際に撮影されたとする映像を公開しました。映像からは赤色灯をつけて走行する赤新月社の救急車が確認できます。その後、画面は暗転し、銃声が響き渡ります。
この攻撃で職員ら15人が死亡しました。
イスラエル軍は当初、救急車が無灯火で不審な動きをしていたとして、「無差別な攻撃ではなかった」と主張していましたが、ロイター通信は6日、イスラエル軍が「当初の報告者の説明は誤りだった」として、訂正する方針を示したと報じました。
イスラエル軍は詳細について「調査中」としていますが、国際社会からは医療従事者を狙った攻撃だと非難する声が上がっています。
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