
ロシアとウクライナの直接交渉をめぐり、ゼレンスキー大統領は、ロシアがいまだ、停戦の条件などを明記した覚書を提示していないと非難しました。来月2日の直接交渉に応じるかは明らかにしていません。
ゼレンスキー大統領は30日、ウクライナとロシアの直接交渉を仲介するトルコのフィダン外相と首都キーウで会談したことを明らかにしました。
ゼレンスキー氏は、ロシアは捕虜交換の直後に停戦条件などを明記した覚書を提示すると約束していたものの、ウクライナもトルコも「何の文書も受け取っていない」と非難しました。
ロシアは、来月2日にトルコで行うと提案した次回の直接交渉の場で覚書を提示するとしている一方、ウクライナ側は交渉の前に提示する必要があると主張しています。
ゼレンスキー氏は「協議を有意義なものとするには議題を明確にし、準備する必要がある。ロシアは協議が無駄になるよう、あらゆる手を使っている」と指摘しました。
来月2日の直接交渉に応じるかどうか明言しておらず、覚書をめぐる駆け引きが続いています。
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