
アメリカの連邦地裁は今年6月にトランプ政権が抗議デモ対応のためにロサンゼルスに派遣したカリフォルニア州兵について、派遣を中止し、州知事の指揮下に戻すよう命じました。
今年6月、カリフォルニア州のロサンゼルスではトランプ政権の移民政策に反発する抗議活動が行われ、トランプ政権は州知事の反対を押し切り、あわせて4000人の州兵を派遣しました。
10日、連邦地裁はトランプ大統領がロサンゼルスの抗議デモ対応を目的にカリフォルニア州兵を派遣したのは大統領権限の逸脱にあたるとして、州兵の派遣を中止し、州知事の指揮下に戻すよう命じました。
「緊急時に大統領が州兵を掌握する決定に関して、裁判所が審査する権限はない」との政権側の主張に対しては、「大統領による州兵への権限を無制限に認めれば、合衆国の統治制度の中核をなす連邦制を完全に覆すことになる」と指摘しました。
現地メディアによりますと、政権側は控訴する方針です。
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