
アメリカメディア大手パラマウント・スカイダンスによるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収差し止めを求め、カリフォルニアなど12の州が訴えを起こしました。
カリフォルニア州北部地区の連邦地裁に13日、訴えを起こしたのは、カリフォルニアやニューヨークなど12の州です。
訴状によりますと、12州はハリウッドの巨大スタジオ同士であるパラマウントによるワーナー・ブラザースの買収によって、映画制作や配給の競争環境が損なわれると指摘しています。
また、50以上の主要ケーブルテレビ局が傘下に集中することも問題視。
こうした市場の寡占によって、映画のチケット代やテレビ視聴料が上がるほか、コンテンツの質や量の低下も招き、消費者に不利益を与えると主張しています。
訴えは12州の民主党系の司法長官が共同して実施。中心となるカリフォルニア州の司法長官は、「両社に対して、司法手続きが終了するまで、合併を中止するよう要請した」と声明で述べ、「応じなければ、一時的な差し止め命令を共同で申請する」と、強調しました。
パラマウントによる1100億ドル、日本円でおよそ18兆円規模の巨大買収について、司法省は先月、承認を発表。
パラマウントのトップがトランプ大統領と近しい関係にあるとされていることなどから、民主党の議員などが合併承認を批判していました。
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