先週10日から行われた初回の備蓄米の入札について、農林水産省は落札した業者などを発表しました。
初回の備蓄米の入札では、対象となった15万トンのうちおよそ14万2000トンが落札され、平均価格は玄米60キロあたり2万1000円余りとなりました。
入札には大手集荷業者7事業者が参加したと発表されていましたが、農水省によりますと、▼全国農業協同組合連合会(JA全農)や、▼全国主食集荷協同組合連合会、そして、▼福井県農業協同組合などが落札したということです。
落札数量は、およそ14万2000トンのうち9割を超える▼およそ13万3000トンをJA全農が落札。
備蓄米は今週から業者への引き渡しが始まっていますが、どこまで価格の下落に繋がるかは現時点では不透明となっています。
2回目の入札は、7万トンを対象に来週26日から行われ、農水省は、効果が現れなければ、さらに備蓄米を放出する考えです。
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