
豆腐や豚こまなど安い食材を使って「ごちそう丼」や「贅沢和食」。長引く物価高に嬉しい驚きのレシピが話題になっています。
【写真を見る】“安い食材”が“贅沢料理”に変身「ほぼアレ」レシピが人気【THE TIME,】
1200万回再生「こんにゃく」で“ほぼ鶏皮”
買い物のたびに感じる“食材の値上げ”で、みなさん様々な工夫をしています。
「厚揚げとかをお肉の代わりにして。豚キムチじゃないけど厚揚げキムチ」(20代女性)
「ヒレカツが好きだけど高いので、豚肉の薄切りを巻いて揚げたり」(60代女性)
そう、見た目も味もそれっぽい「ほぼアレ」レシピが人気に。
レシピ動画を毎日配信する『デリッシュキッチン』が発表した「2025年下半期 食トレンド予測」でも、▼同時蒸し調理▼韓国パンとともに▼“ほぼアレ”レシピがランクインしています。
SNS担当マネージャー・磯谷絵美子さん:
「<こんにゃく串>という見た目と食感は鶏皮だけど食材はこんにゃくのレシピを出したところ、1200万回再生を突破。安い食材をちょっと異なる食材にアレンジして作る方法が注目されている」
はんぺん×豆腐で「ごちそう丼」
そこで、『デリッシュキッチン』副編集長でフードスタイリストの斎藤香織さんに、おススメの「ほぼアレ」レシピを教えてもらいました。
1品目は、「はんぺんと豆腐を使って“アレ”を作っていく」とのこと。夏の“アノ日”に食べたい“ごちそう丼”らしいのですが、一体何ができるのか…?
材料(2人分)は
▼ごはん:400g
▼はんぺん:大判1枚
▼木綿豆腐:150g
▼片栗粉:大さじ2
▼焼きのり:1/2枚
▼サラダ油:大さじ1/2
☆酒:大さじ1
☆みりん:大さじ2
☆砂糖:大さじ1/2
☆しょうゆ:大さじ1と1/2
・刻みのり:適量
・山椒:少々
〔1〕ポリ袋にはんぺんを入れ揉み込み、水切りした木綿豆腐、片栗粉を加えてさらに揉み込む
⇒「これが“たね”になる。片栗粉と豆腐が入っているので“なめらかになるまで全体むらなく揉み込む”のがポイント」(斎藤さん)
〔2〕長い辺を4等分に切った焼きのりに、“たね”をのせ全面にのばしたらフォークの背を軽く押し当て“魚の骨”ような模様をつける
〔3〕両面に焼き色がつくまで焼き、調味料☆を加えて煮詰める
〔4〕ご飯の上に盛り付け、刻みのり・山椒をかけたら【はんぺんと豆腐の“ほぼ”うなぎ丼】の完成
THE TIME,マーケティング部 新名真愛部員:
「香りが、ほぼうな丼。はんぺんのすり身の具合が魚のふわふわ感をしっかり再現していて、海苔の感じも鰻の皮っぽくて、まさにうな丼」
ちなみに、材料費は2人分で500円です。
豚こま肉×白菜で「贅沢和食」
『デリッシュキッチン』斎藤さん:
「次は、豚こま肉とゆで卵と白菜を使って、ほぼ“アレ“を作っていきます」
材料(2人分)は
▼豚こま切れ肉:200g
▼卵:2個
▼白菜:1/8個
▼酒:大さじ1
▼塩こしょう:少々
▼片栗粉:小さじ2
▼サラダ油:大さじ1/2
☆酒:大さじ1
☆みりん:大さじ1
☆砂糖:大さじ1/2
☆しょうゆ:大さじ1と1/2
☆水:100cc
ヒントは、ご飯が進むとろっと食感の“煮込み系贅沢和食”です。
〔1〕お湯をわかしてゆで卵を作り、白菜は縦にカット
〔2〕豚こま肉は塩こしょう・酒を加えて揉み込み、片栗粉を加えて混ぜ6等分に丸める
⇒「焼くときに剝がれないよう“しっかりギュッと握る”」(斎藤さん)
〔3〕丸めたら両面に焼き色をつけ、白菜・調味料☆を加え、8分煮込む
〔4〕ゆで卵を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつけたら【豚こまと白菜の“ほぼ”角煮】の完成。2人分で300円です。
新名部員:
「美味しい!豚こま肉の感じが無くなって、食感も味も本物の豚の角煮とほぼ変わらない」
ちくわでカンタン「“ほぼ”エビチリ」
材料(2人分)
▼ちくわ:4本
▼長ねぎ:1/2本
▼にんにく:1かけ
▼しょうが:1かけ
▼豆板醤:小さじ1/2
☆ケチャップ:大さじ2
☆酒:大さじ1
☆砂糖:小さじ1
☆しょうゆ:小さじ1
☆鶏ガラスープの素:小さじ1/3
☆片栗粉:大さじ1/2
☆水:100cc
〔1〕長ねぎ、しょうが、にんにくをみじん切りにして炒め、豆板醤とあわせる
〔2〕1cm幅に輪切りにしたちくわを入れ、さらに2分炒める
〔3〕合わせ調味料☆を加えとろみをつけたら【“ほぼ”エビチリ】完成。2人分で約200円です。
『デリッシュキッチン』斎藤さん:
「手軽な食材で簡単に作れるので、みなさん是非楽しんで試していただけたら」
(THE TIME,2025年7月14日放送より)
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