小学1年から3年生に渡す「お年玉」の相場は、1000円~3000円なのだそうです。
お年玉相場は?
出水麻衣キャスター:
お年玉の相場はどのくらいなのでしょうか。
【お年玉 年代ごとの相場】マネーインサイトラボ調べ
●未就学児 1000円~3000円(50.3%)
●小学生(低学年) 1000円~3000円(55.7%)
●小学生(高学年) 3000円~5000円(40.4%)
●中学生 5000円~1万円(42.3%)
●高校生 5000円~1万円(46.0%)
お年玉をあげた相手の調査では、親戚や友人の子どもなどもあげられています。
【お年玉をあげた相手】マネーインサイトラボ調べ
1位:親戚の子ども(70.8%)
2位:自分の子ども(38.2%)
3位:親・祖父母(16.6%)
4位:孫(8.8%)
5位:兄弟姉妹(7.6%)
6位:友人・知人の子ども(6.7%)
7位:仕事関係の人(0.5%)
7位:友人(0.5%)
斎藤幸平さん:
私も自分の子どもにあげます。私たちが子どものころよりだいぶ物価が上がっていて、おもちゃの値段も高くなっているので、少し奮発して5000円くらいはあげる予定です。
物価高で“お年玉の見直し”も必要か
出水キャスター:
大人は物価高などで「給料が足りない」という場合は、春闘などで賃上げを求めますが、子どもはそういった交渉もできません。そうした中でおもちゃも価格があがっているので、お年玉も見直しが必要かもしれません。
毎年、注目のおもちゃが選ばれる「日本おもちゃ大賞」が2025年も発表されました。
「たまごっち」や「ルービックキューブ」、「ベイブレード」など“おなじみ”のものでも、発売当初よりも性能が進化して、価格もあがっています。
【日本おもちゃ大賞2025】
●デジタル部門
「Tamagotchi Paradise」6380円
→1996年は2039円
●ベーシック部門
「ルービックキューブピクセル」3300円
→1980年は1980円
●特別賞
「BEYBLADE X」1980円
→1999年は968円
▼ルービックキューブは「色」を揃えるのではなく、模様を「作る」に進化、さらに、ベイブレードは「プラスチックパーツ」から「メタル素材」になって、相手の動きを止めるだけではなく、相手を「分解」するようになっているといい、昔と比べると価格があがっているということです。
「掴み取るお年玉」で成長も楽しむ♪
出水キャスター:
おもちゃの価格高騰に合わせて、お年玉の金額を上げることができない家庭もあるかと思います。そういう場合、渡し方で楽しめる「掴むお年玉」はいかがでしょうか。
実際に、現金を「自分で掴み取るお年玉」を実施した家庭では、小学1年生の甥っ子が瓶の中の小銭を掴み取っている様子をSNSに投稿していました。
掴み取れた分だけお年玉としてあげるというシステムで、2025年は1900円取れて、2024年よりも300円アップしているということです。
成長と共に手も大きくなるので、お年玉の増額だけではなく「大きくなったね」と喜べるそうですよ。
==========
<プロフィール>
斎藤幸平さん
東京大学 准教授専門は経済思想・社会思想
著書『人新世の「資本論」』50万部突破
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
・【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【後編】「どちらからホテルに誘うことが多かった?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)
・「あんな微罪で死ぬことはないだろう…」逮捕直前にホテルで命を絶った新井将敬 衆院議員「この場に帰って来れないかもしれないけども、最後の言葉に嘘はありませんから」【平成事件史の舞台裏(28)】
