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東京電力HD 予定していた柏崎刈羽原発の再稼働を延期 原因は制御棒めぐる不具合…建設当時からの“設定ミス”で

経済
2026-01-20 17:45

東京電力ホールディングスは、きょう予定していた柏崎刈羽原発の再稼働を延期しました。いったい、何が起こったのでしょうか。


東京電力HD 小早川智明 社長(先月)
「1月20日に原子炉を起動し、実際に蒸気を使用した状態でプラントの健全性を確認いたします。スタートラインに立ったところであります」


きょう、14年ぶりに再スタートを切るはずだった東京電力の柏崎刈羽原発。しかし、予期せぬトラブルで再スタートは延期されました。


原因は、原子炉内部の制御棒をめぐる不具合です。


制御棒とは、原子炉内の核分裂を制御し、ブレーキ役を果たす装置。先週、作動試験を行っていた際、手順と違う操作を行うと作動するはずの警報が鳴らない不具合が発生しました。


東京電力は試験を中止した上で、原子力規制委員会に報告を行いました。


きのう、説明会を開いた東京電力は原因について、およそ30年前の建設当時からの設定ミスだったと明らかにしました。


東京電力担当者
「事実関係をお伝えすると、建設のときに組んでいた考え方の設定の入れ方になっている。それをそのまま、ずっと踏襲していた」


見つかった制御棒の設定ミスは88個。


東京電力は運転停止中の原子炉で行うもので、安全上重大なトラブルではないと説明。すべての制御棒の点検に2日程度必要なため、きょうの再稼働を延期すると発表しました。


原発の近くで抗議活動に参加した人は…


柏崎市から参加
「(福島第一原発で)あれだけの事故があって、15年経っても何も解決していない」
新潟市から参加
「本当にお粗末、あってはならないこと。私たちに公表されてないトラブルもあるんじゃないかという不信がある」


福島第一原発の事故後、東京電力が初めて行う原発再稼働。安全最優先の運営が求められます。


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