中東情勢の悪化に伴い放出した石油の国家備蓄について、放出分の買い戻し入札が実施され、UAE産の原油が落札されたことがJNNの取材で分かりました。今年2月のイラン攻撃以降、国家備蓄の買い戻しは初めてです。
石油の国家備蓄買い戻し第一弾となる入札は、独立行政法人のJOGMECが先月実施しました。
政府関係者によりますと、総合商社大手の三井物産が中東・UAE産の原油200万バレルについて国家備蓄として調達する事業を落札したということです。
これは日本の国内消費のおよそ1日分にあたる量で、来月、日本に到着し、鹿児島県の志布志国家石油備蓄基地に補充される予定です。
中東情勢の悪化を受け、政府は3月以降、国家備蓄およそ9000万バレルを放出していて、買い戻しが行われるのは今回が初めてです。
財源には、国家備蓄を放出した際に得た放出売却益が充てられます。
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