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納豆がサクサクのスナックに! マイナビキャリア甲子園、新型栄養失調を解決する「サクまめ」が優勝

2026-03-16 17:05:05

株式会社マイナビは、全国の高校生を対象にしたビジネスアイデアコンテスト「第12回マイナビキャリア甲子園」の決勝大会を、2026年3月14日(土)、15日(日)に開催。14日には「Breakthrough 部門」、15日には「Innovation 部門」のコンテストが実施された。

「マイナビキャリア甲子園」は、企業が出題するテーマに対して、高校生が2人から4人でチームを組んで課題解決に挑む、ビジネスアイデアコンテスト型の探究学習プログラム。2014年にコンテストを開始して以来、年々参加者数は増加し、第12回を迎えた今年は全国から過去最高の11,668名、3,151チームの高校生が参加した。

第12回目の開催となる今回のテーマは「Borderless Age」。この大テーマをもとに、各企業がテーマ設定を行った。書類審査・動画審査・準決勝大会を勝ち抜いた高校生は、各企業テーマの代表チームが出場する決勝大会へ進出し、半年以上かけて考え抜いたアイデアを1チーム10分以内で披露した。今年は、「Breakthrough 部門」、「Innovation 部門」の2部門に分け、それぞれ優勝・準優勝・視聴者賞が表彰された。

14日の「Breakthrough 部門」には、アビームコンサルティング、Qoo10(eBay Japan合同会社) 、コスモスイニシア、tdi(情報技術開発株式会社)、日本生命、ミツカンという各企業のテーマをもとに、高校生6チームが10分以内でプレゼンテーションを行った。

審査員をうならせるほど完成度の高いプレゼンもあるなか、全チームの発表終了後に、各賞の受賞チームが発表された。決勝大会の模様はYouTube LiveとX Liveで生配信され、視聴者投票で決まる「視聴者賞」は、25.9%の得票率を得たミツカン代表「ノーサイド」が受賞。

準優勝は、一次評価&二次評価の合計点で228点を獲得した日本生命代表の「すこやか班」となった。同チームは、「『誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会』の実現に向けて、未来世代へサステナブルな安心・安全を届ける取り組みを提案せよ 」というテーマのもと、「AI×母子手帳アプリ」で母親のメンタルサポートを行うプロジェクトを発表した。

そして、「Breakthrough 部門」の栄えある優勝に輝いたのは、合計点で267点を獲得し、視聴者賞とのW受賞となった「ノーサイド」となった。

同チームは全員が異なる高校に通う3人のチームで、「ミツカンの Mission である“やがて、いのちに変わるもの。”の視点から、若年層に共感される食体験を起点とした、未来のミツカンビジネスを創造せよ」という企業からのテーマをもとに、納豆をスナック菓子に転換するというプロジェクトを発表した。

ミツカン代表のチーム「ノーサイド」は、現代人が陥る「新型栄養失調」を高校生独自の視点で解決するスナック「サクまめ」を提案した。忙しい高校生が学校と塾の合間などの「魔の隙間時間」に、罪悪感を抱きつつお菓子を食べる悪循環に着目。納豆をスナック化することで、健康食とジャンク食の境界を打破するのが狙いだ。

「サクまめ」は、フリーズドライ技術で納豆特有のにおいとネバネバを解消したザクザク食感が特徴。ミツカン独自の脱臭納豆菌「N64菌」を活用し、場所を選ばず食べられる利便性を確保した。味付けも、ミツカンの粉末化技術を応用したガーリックビーフ味など、若者が好むジャンキーな風味に仕上げている。

収益性も重視し、1袋200円の価格設定で目標売上35億円を算出。冷蔵不要という強みを活かしたグローバル展開や、粉末化した「サクまめ+」によるB2B展開といった拡張性も示した。「納豆を食卓から開放する」という斬新なコンセプトと、企業の既存技術を巧みに組み合わせた実現性の高いプランを、小芝居や親しみやすさも織り交ぜつつプレゼンし、審査員と観客の心をつかんだ。

優勝決定直後、「ノーサイド」の3人はチームメンバー同士で抱き合い、喜びを噛みしめた。そして、優勝スピーチでは、企業のスタッフ、両親などへの感謝を述べ、優勝の喜びを涙ながらにコメントしていた。

情報提供元: マガジンサミット