
日本オリンピック委員会(JOC)は10日、理事会を開き、令和7年・8年度の業務執行理事を承認した。副会長は三屋裕子氏と渡辺守成氏が選ばれ、フェンシングで五輪2大会連続銀メダルを獲得した太田雄貴氏(39)が専務理事に選出された。
理事会後には橋本聖子会長が「(国際オリンピック委員会)コベントリー会長が41歳、そして初の女性会長になった。JOCもスポーツ界全体としても若いリーダーを育てていかなければならない。私の責務だと思い、こういった人事にさせていただいた」と業務執行理事の選出理由を説明した。
さらに「世界の中でJOCがどういった位置づけになっていくのかということ、そして国際大会も目白押しで、特に来年の愛知・名古屋で行われるアジア大会、アジアパラ大会。その前にはミラノ・コルティナオリンピック™がある。しっかりとした運営をしていくために新しい布陣で頑張って参りたい」と決意を述べた。
国際オリンピック委員会(IOC)の委員も務め、IOCとの橋渡し役も期待される太田氏は「2人の子供がいる父親でもありますので、業務内容や重責に対してしっかり応えられるかと悩む部分もあった。一方で、橋本会長からの期待や、事務局の皆さんとともに、新しいJOCを作っていけるのは楽しいことではないか、難しいけれどやりがいのある仕事ではないかと思い引き受けた」と就任にあたっての思いを明かした。
また、「グローバルという部分、オリンピックムーブメントの在り方。こういった今までのやり方を踏襲しつつも、我々の今の形で新しいことにチャレンジしていきたい。わくわくするようなJOCをお見せできたらと思う」と話した。
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