
■MLB ロッキーズ 8-3 ドジャース(日本時間21日、クアーズ・フィールド)
ドジャース・大谷翔平(31)は敵地でのロッキーズ戦に“1番・投手兼DH”で出場したが、4回(66球)を投げ、被安打9今季ワースト5失点と打ち込まれ、移籍後初黒星を喫した。
エンゼルス時代の23年8月10日のジャイアンツ戦以来、742日ぶりとなる白星を狙ったが、前回登板に続きこの試合も5回を投げ切れず。この日はメジャー通算1000試合出場を果たしたが、節目の日を勝利で飾れなかった。
“打者・大谷”としては初回に二塁打を放ち、2打数1安打(1四球)。8回の第4打席で代打・A.コール(30)が送られ、途中交代に。投手としての黒星は、23年7月15日のアストロズ戦以来、768日ぶりとなった。
中6日で挑んだマウンドは初回、3者凡退に抑えたが、2回は4番ベックに最初のヒットを許すと、1死からモニアックのヒットで一・二塁と得点圏にランナーを背負った。ここで7番ドイルにレフトに落ちる先制タイムリーを浴びると、次打者の犠飛で2点目を奪われた。
3回の第2打席は1死一塁で立ち、4球目のチェンジアップを振り抜いたが、芯を捉えられず中飛。続く2番W.スミス(30)も見逃し三振とランナーを返せず。直後の3回のマウンドは、先頭打者から左飛、三ゴロと、ともにスライダーで打ち取ると、次打者を156キロのカットボールで二ゴロに仕留め、3者凡退。この日は、ここまでストレートが7球と少なく、変化球を駆使してアウトを重ねていった。
打線は4回、先頭のF.フリーマン(35)がチーム2本目のヒットで出塁したが無得点。直後の大谷の投球は、先頭のベックにヒットを許すと、次打者にレフトへ二塁打を打たれた。さらに中継プレーでショートのM.ロハス(36)がグラブを弾き、ボールが逸れている間に痛い3点目。さらに連打で1死二・三塁とピンチを招くと、続くアルシアの強烈な打球が大谷の右脚を直撃し4点目。足を引きずりながら歩く大谷のもとへ、コーチらがマウンドに向かうが続投。だが2死一・三塁で1番フリーマンにタイムリーを浴び、0-5と試合を作れなかった。
打線は6回にT.ヘルナンデス(32)が21号ソロを放ち、1点を返した。さらに9回はM.ロハスのタイムリーで2点を返し、意地をみせたが及ばず。ドジャースは地区最下位のロッキーズを相手に完敗を喫した。
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