
バレーボール女子日本代表の秋本美空(19)が14日の朝、レンタル移籍するドイツ・ブンデスリーガ1部『Dresdner SC』に向け日本を飛び立った。
秋本は今年、チーム最年少18歳で日本代表に選出され、初の大舞台、ネーションズリーグと世界バレーに挑んだ。途中出場ながらも、チーム最長身185センチを活かし攻守共に活躍、ベスト4に貢献した。
空港で取材に応じた秋本は「最初は不安な事もあるんですけど、自分からコミュニケーションを取ったりして良いシーズンにしたいなって思います」と意気込んだ。
バレー以外で楽しみにしていることを聞かれると「お城とか結構あるらしいので、街を歩いてみたい」と答えた。さらに「調味料は結構な量持っていきます」とドイツでの一人暮らしに向けて準備万端だ。
秋本が移籍する『Dresdner SC』は今季、7度目となるドイツカップを制し、リーグ優勝を6回達成している強豪チーム。ドイツでのプレー期間は2025〜26年シーズンで、来年5月末までとなる。
高校卒業後はSVリーグ・ヴィクトリーナ姫路に入団。入団後、わずか半年あまりでの海外挑戦となった。背中を押したのは2012年ロンドンオリンピック™で銅メダルを獲得した母、秋本愛(旧姓:大友)さん。「行けるときにチャンスがあったら、そのチャンスを掴むのは美空じゃない?」と、母が言葉をかけたと言う。
2日前には所属するヴィクトリーナ姫路はプレシーズンマッチを開催。ドイツへ行く前、ファンに最後の姿を見せた。試合後には秋本が挨拶する場が設けられ、ドイツ語は勉強しているかと聞かれると「していないです。何とかなると思っています」と話し、会場が笑いに包まれた。
そして、「いつも応援ありがとうございます。ドイツでも頑張るのでぜひ来てください!」と最後にメッセージを送ると会場は盛り上がった。
早くもファンを魅了する日本の次世代エース秋本美空。
ドイツリーグでプレーをしてどんな選手になるのか、益々秋本の成長から目が離せない。
■秋本美空(あきもと・みく)
2006年8月16日生まれ。185センチ。母は2012年ロンドン五輪銅メダリスト・大友(旧姓)愛さん。今年1月に行われた春高バレーで、キャプテンとして共栄学園高校を19年ぶりに優勝に導き、MVPを獲得。3月に高校を卒業してからは、ヴィクトリーナ姫路に加入した。2023年には高校生で唯一、代表登録メンバーに選出されたが、シニアでの国際大会出場はなし。
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