
2024年度に日本が排出したCO2=二酸化炭素の量は9.1億トンで、記録の残る1990年度以降で最少を更新しました。
資源エネルギー庁は、2024年度の「エネルギー需給実績の速報値」を発表しました。
2024年度に日本が排出したCO2=二酸化炭素の量は9.1億トンで、記録の残る1990年度以降で最少を更新したということです。
石油や石炭などCO2の排出が多くなる「化石燃料」の消費が減ったことや、島根県の島根原発や宮城県の女川原発が再稼動するなど、非化石燃料の消費割合が増加したことが要因と見られます。
政府は2030年度にCO2の排出量をおよそ6.8億トンに削減することを目標に掲げていて、政府関係者は「着実に目標に向けて進んでいる」としています。
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