
バレーボールのネーションズリーグ、日本ラウンドが千葉で開幕。先陣を切って9日から女子日本代表が激闘を繰り広げ、男子は16日からスタートする。
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程
3大会連続メダル獲得を目指す男子日本代表は、5日から沖縄で合宿を行っている。10日は午後に公開練習を行い、当日チケットも即完売となるなど、盛り上がりを見せている。
ファイナルラウンド(中国)進出がかかる日本ラウンドに向け、若きエース・高橋藍(23、サントリーサンバーズ大阪)がインタビューに応じ、代表シーズンへの意気込みや合間の休日の過ごし方などを語った。
高橋藍選手:今日はまだマシですね暑さが。良かった、ちょうどいい。
Q.どうですか?沖縄合宿始まりましたけど、
高橋:まずは沖縄に来れたことが嬉しいですし、チームの雰囲気も初日からいい感じでやれていたので、すごくフィットしやすかったです。
Q.タフなシーズンを過ごして日本代表に合流ですけど...
高橋:もちろんタフなシーズンでしたけど、その分、体とかメンタル面とか強くなったというのは感じましたし、代表に入っても、シーズンやってきたものが生きてきている。オリンピックもそうでしたけど、バレーボールに対しての期待というか、すごく応援してくださっていると感じているので、それに対して自分たちはバレーボールを伝えていく部分は大事だと思っています。今回も公開練習もしてますけど、ファンの方々の声援はすごく力になるので。たくさんの人に応援してもらって自分たちもさらに力を発揮できるようにってところを求めてやってますね。
Q.どんどん男子の注目度は上がってきている中、プレッシャーを感じているか、楽しめているのかどうか?
高橋:あまりプレッシャーに感じたことはなくて、自分は楽しくバレーボールをすることが自分の力を出すことだと思っているので。もちろんバレーボールが注目されているなってところは感じますけど、そこじゃなくてやはり勝つというところにフォーカスしてやっていきたい。
Q.高橋選手、バレー三昧の日々であると思いますが。
高橋:はい。毎日バレー(笑)
Q.少し遊びたいなとか思うことは?
高橋:いやぁ、まあそうですね。やっぱりこう美味しいものを食べたりとか。たまにはお酒を飲んだりとかやってますけど、バレーボール選手ではあるので、基本的にはバレーボールを極めていくというか、バレーボールをやっていくことが一番ですし。なんか逆にオフの日とか、何をしたらいいか分からないくらい、もうやっぱバレーボールしかしてなかったんだなっていうことを感じるので。結局こうソワソワしてバレーボールをしたくなるっていうところがあるのでバレーボールを一番にやってますし、どこかで息抜きしながら、上手くやっていけたらいいなと。
バレーボールの魅力、たくさんの方々に伝えられる良いチャンス
Q:高橋選手にとってバレーボールとは何ですか?
高橋:そうですね。人生…の一部かなっていうのは自分もずっと思っているんすけど、自分はバレーボールに感謝してて、バレーボールをやってるからこそいろんな経験ができているっていうのは間違いなくあるので。もちろん海外経験もしましたし、いろいろなお仕事をやれているので、バレーボールやっているからこそできた。バレーボールは生活の一部というか、そういったものかなと自分は思いますね。
Q.その中で“バレーボール=高橋藍”という目標を
高橋:そうですね、“バレーボール選手といえば高橋藍”(という目標)もそうですし、もっと“スポーツといえばバレーボール”っていうふうにもなっていかないといけないと思うので、どうしても日本はやっぱり野球、サッカーっていう部分が強くありますけど、スポーツと言えばバレーボールもそこに入ってくるような、高橋藍というスポーツ選手がいるというふうにつながってほしいなと思うので。そのためにいろんなことを積極的にやっているというのはありますね。
Q.日本代表というチームの人気であったり、活躍など、感じることは?
高橋:一番影響力があるのは日本代表だと常に感じるので、今回もゴールデンで放送されたりとか、たくさんの方々に伝えられる良いチャンスでもあるので、もちろん(レギュラー)シーズンもありますけれども、代表シーズンというのが一番たくさんの方々にバレーボールを伝えられる、良い機会かなとは思ってます。
Q.今回の沖縄合宿は、練習以外ではどのようなことをされていますか?
高橋:2日前はオフだったんで、タコライス食べて、幸せのパンケーキを並んで食べました(笑)。もうオフの日はちゃんと外に出て、遊びに行くんでみんなと。(石川)祐希さんとか誘っても、(いろんな人に)声掛けられるっていうのもあるので、あまり行かなかったりもするんですけど。自分は結構もう割り切って、声を掛けられてもいいから行くっていうふうにしてます(笑)。せっかく沖縄に来たからっていうのもあるので。
Q.オフの切り替えが大事に
高橋:やっぱりオフはオフですし、オフの日にしっかりとオフで楽しまないと。何て言うんですかね、ストレスも溜まりますし、ずっとバレー漬けでもしんどいので、息を抜くところは大事かなと。
いったん一息ついて遠く海を眺める高橋。
高橋:ここめっちゃヤドカリいるんですよ。
Q.山派ですか海派ですか?
高橋:海ですね。(山は)虫が多いですね。
Q.虫が苦手なんですね?
高橋:苦手、いやっ、でもちっちゃい頃はね(平気だった)。今ね、ちょっと緑の(虫を)見るとイヤですね(笑)
Q.ゴキブリはどうですか?
高橋:ゴキブリもね、別にいざとなれば戦いますよ。
Q.海外での生活もされて(日本と海外)どちらが住みやすいとかありますか?
高橋:もちろん海外では海外の大変さもありますし、日本だったら日本の大変さもありますけどでも、そうっすね。。あっ、ヤドカリです。見てください、ヤドカリ(笑)。かわいいんですよ。サイズ感がかわいいですよね...海に帰っていきますね。
Q.改めて、日本ラウンドへの意気込みを
高橋:今回の日本ラウンド、次のオリンピックでメダルを取っていくためにも、非常に1つ1つの世界大会っていうのはすごく重要になってくるので、今回のネーションズリーグも表彰台に上がるということがすごく重要かなと。そのために今回の日本ラウンドは、ファイナル進出を決めないといけないので、まずは自分自身もそうですけどさらにレベルアップをしていく、チームとしても強くなっていくってところがすごく重要なので、日本ラウンド中でも勝ちながらしっかり自分たちのチームを強化していくことがすごく大事かなって思いますね。
やっぱりオリンピックで負けた悔しさもそうですし、負けっていう経験を持っている選手は必ず強くなっていくのは間違いないと思う。今回の日本ラウンドもそうですし、世界バレーもそうですけど、日本代表としてロスオリンピックのために、しっかりと毎回世界大会で表彰台に上っていくっていう感覚を掴んでいくこと、経験を積んでいくことが重要なので、やっぱりそこを目指し頑張りたいなと思ってます。
Q.期待しています。
高橋:はい。期待していてください。頑張ります。
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