
DeNAは16日、マリナーズの3A傘下・タコマレイニアーズを6月に自由契約となっていた藤浪晋太郎(31)を獲得したことを発表した。背番号は「27」に決まった。藤浪は3季ぶりの日本球界復帰となる。
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藤浪は、23年1月に阪神からポスティングシステムでアスレチックスに入団。同年7月にオリオールズにトレードで移籍し中継ぎとして存在感を示すと1年目は7勝をマーク。その後メッツに移籍したが、24年はメジャー登板なし。今年1月にはマリナーズとマイナー契約を結んだが、21試合の登板で、2勝1敗4ホールド、防御率5.79。6月11日の試合を最後に登板機会に恵まれず、17日に自由契約となっていた。
昨季リーグ3位から日本一に輝いたDeNAは、今季はリーグ優勝、日本一連覇を目指すが、現在は首位・阪神に10.5ゲーム差をつけられ3位。チーム防御率2.70の投手陣は、エース・東克樹(29)、ケイ(30)、A.ジャクソン(29)らとともに先発ローテーションの一角を担っているT.バウアー(34)が、不調で一時登録抹消を経て復帰。救援陣も守護神・入江大生(26)がケガで離脱するなど、苦しい状況だ。DeNAの投手陣の補強は、5月に獲得したハンセル・マルセリーノ(23)以来。チームメイトには阪神時代の同僚の浜地真澄(27)がいる。
古巣・阪神では先発として活躍し、海を渡ってからはリリーフ転向するなど経験を積んできた藤浪。最速約165kmの直球と変化球が武器の右腕、逆転Vの”切り札”に期待がかかる。
■藤浪晋太郎(ふじなみ・しんたろう)
1994年4月12日生まれ。31歳。197cm・98kg。右投右打。大阪桐蔭高から2012年ドラフト1位で阪神に入団。高卒1年目で10勝を挙げると、3年連続で二桁勝利をマーク。23年1月に、阪神からポスティングシステムでアスレチックスに入団し、メジャーデビュー。同年7月にトレードでオリオールズに移籍。1年目は通算64試合の登板で7勝8敗2セーブ、防御率7.18。23年オフにFAとなり、メッツと年俸335万ドル(約5億円)の1年契約を結んだが、24年シーズンは右肩故障の影響もありメジャーでの登板機会はなし。傘下のマイナーでは33登板で1勝2敗1セーブ、防御率5.94、2024年12月にはプエルトリコでプレーし、6度の先発で20回2/3を投げ、0勝1敗、防御率は3.05、24奪三振だった。
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